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メタリカがナップスターを訴えてから16年、メタリカ全作品が新生ナップスターでも配信へ

2016/11/17 01:36掲載(Last Update:2016/11/17 01:42)
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Metallica
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メタリカ(Metallica)がナップスターを訴えてから16年。米ビルボード誌によれば、今夏に音楽配信サービスのRhapsodyが改名する形で合法的な定額制音楽配信サービスとして復活しているナップスターに、メタリカが新アルバム『Hardwired...To Self-Destruct』を含めた全作品を提供することが明らかにされています。ナップスターでは現在、4000万以上の楽曲を用意。同社によれば350万人以上の有料会員がいるとのこと。

●メタリカとナップスター論争(wikipediaより)
2000年4月に、メタリカがナップスターおよび大学3校を相手取り、著作権侵害、デジタル音楽ソフトの違法使用及び不正組織防止条例の違反で訴えを起こしたのが発端。一部のユーザーから「メタリカはBIGになって金の亡者となった」と非難を受ける一方、ミュージシャン側からは「メタリカの主張に賛同する」という動きが出るなど、一連の社会問題に発展。
2000年7月にナップスターの運営するウェブサイトに対して北カリフォルニア連邦地裁が閉鎖命令を下すものの、2001年2月にサンフランシスコ第9巡回区連邦控訴裁判所が北カリフォルニア連邦地裁の判決を覆し、サイトの継続を認める判決を下す。
2001年7月に、メタリカとナップスターが双方歩み寄る形で決着(詳細は公表されず)。