
地獄先生ぬ〜べ〜 (C)真倉翔・岡野剛/集英社・東映アニメーション
TVアニメ『地獄先生ぬ〜べ〜』の第1話「恐怖の新学期! 謎の鬼の手」と、原作:手塚治虫のアニメ『ミクロイドS』の第1話「友よ! 自由を…」が東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネルにてオフィシャル・アーカイブ公開されています
●地獄先生ぬ〜べ〜 第1話「恐怖の新学期! 謎の鬼の手」
■ストーリー
童守小学校に赴任してきた5年3組担任の鵺野鳴介、通称ぬ〜べ〜。普段の彼は、ドジでおっちょこちょいなところはあるが、どこか憎めない愛すべき先生として生徒たちに親しまれている。しかしぬ〜べ〜には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。 常に黒い手袋で覆われている彼の左手には、この世ならざる存在――悪霊や妖怪などに直接触れて、浄化することのできる最強の力「鬼の手」が封印されているのだ。その力は、かつてある生徒を救うため、わが身を賭して封じ込めた地獄の鬼のものだった。
子供たちが「闇の住人」に襲われ、危機にさらされた時、ぬ〜べ〜必殺の「鬼の手」が闇を切り裂き、魔を祓う!
はたして今日はどんな怪事件や不思議な出来事が、ぬ〜べ〜を待ち受けているのだろうか?
■解説
「こんな先生が、自分の学校にもいてくれたら」…どれほどの子供たちが、本気でそう願っただろう。いつもはドジでちょっぴりエッチ。だけど子供と一緒に笑い、泣き、怒り、ピンチになれば、不思議な力で体を張って守ってくれる。地獄先生ぬ〜べ〜こそ、誰もが好きにならずにはいられないヒーローなのだ。原作は真倉翔と岡野剛によって、週刊少年ジャンプに連載された超人気漫画。これぞ少年もの、これぞエンターテイメント! 心の底から「面白い!」と言わずにいられない傑作だ。
■番組情報
放映開始:1996年4月13日
放映終了:1997年8月7日
毎週土曜日 19:30〜20:00
朝日放送系 全49話
■スタッフ
企画:岩本太郎、梶淳、渡辺哲也、西沢信孝
原作:真倉翔/岡野剛
キャラクターデザイン:大西陽一
美術デザイン:坂本信人
色彩設計:塚田劭
製作担当:山口彰彦
音楽:BMF
チーフディレクター:貝澤幸男
■キャスト
鵺野鳴介:置鮎龍太郎
立野広:藤田淑子
稲葉郷子:笠原留美
細川美樹:富永みーな
律子先生:根谷美智子
克也:田中一成
まこと:浦和めぐみ
いずな:本多智恵子
ゆきめ:白鳥由里
玉藻:森川智之
■あらすじ
新学期、広の通う童守小学校5年3組に新しい担任が赴任してきた。霊能力教師・鵺野鳴介、“地獄先生ぬ〜べ〜”だ。自己紹介代わりに寒いギャグを披露するぬ〜べ〜に、広は失望して猛反発する。サッカー部のレギュラーを目指す彼は、誰にも相談できない悩みを抱えていた。正体不明の妖怪に取り憑かれていたのだ…。
(C)真倉翔・岡野剛/集英社・東映アニメーション
●ミクロイドS 第1話「友よ! 自由を…」
■ストーリー
突然変異によって高度に発達した知能を持った蟻・ギドロン。優れた科学力で多数の昆虫ロボットを製造する彼らは、捕まえた人間を自分たちと同じサイズにまで縮小し、昆虫の特性を与えたミクロの戦士を生み出した。それがミクロイドだ。
そのミクロイドであるヤンマ、アゲハ、マメゾウの三人が、ギドロンの脅威を知らせるために、命がけで人間の世界に脱走してきた。だが、彼らの警告は誰にも信用されなかった。ミクロイドを利用しようと考える人間までが出現する始末。絶望するヤンマたちだったが、偶然出会った美土路博士とその息子・学だけはギドロンの存在を信じ、協力を約束してくれた。こうして頼もしい理解者を得たヤンマたちは、人類を滅ぼそうと企むギドロンを撃ち破るため、人知れずミクロの戦いを開始した!
■解説
漫画の神様と呼ばれる手塚治虫の漫画を原作として制作された、SFヒーローアニメ。自然破壊を続ける人類に対しての警告という、重いテーマを持った原作漫画の設定を生かしつつも、痛快無比なヒーローものとして制作された。その結果、当時の子供たちから絶大な支持を受け、幾度もリピート放送された。当初は「ミクロイドZ」として企画されていたが、スポンサーの意向により「S」に変更されたという逸話も持っている。
■番組情報
放映開始:1973年4月7日
放映終了:1973年10月6日
毎週土曜日 20:30〜21:00
NET系 全26話
■スタッフ
原作:手塚治虫
企画:旗野義文
製作担当:江藤昌治、菅原吉郎
脚本:辻真先、他
演出:明比正行、設楽博、葛西治、他
キャラクター設計:我妻宏
美術:秦秀信、内川文広、勝又激、他
音楽:三沢郷
■キャスト
ヤンマ:井上真樹夫
アゲハ:鈴木弘子
マメゾウ:曽我町子
美士路博士:鈴木泰明
学:野沢雅子
■あらすじ
ミクロイドのヤンマ、アゲハ、マメゾウはギドロンの世界から脱走し、人間にギドロンの恐怖を伝えようとする。
(C)手塚プロダクション・東映アニメーション