いま明かされるテクノ大国ドイツの物語。石野卓球の盟友で、ドイツ・テクノ・シーンの開拓者、
ウエストバム(Westbam)の自伝が翻訳刊行決定。『Die macht der Nacht──Westbam 夜の力──ウエストバム自伝』がPヴァインから11月8日発売予定。
●『Die macht der Nacht──Westbam 夜の力──ウエストバム自伝』
ウエストバム (著)
楯岡三和 (翻訳)
※以下、インフォメーションより
70年代末、西ドイツがパンクの波が押し寄せ、ノイエ・ドイッチェ・ヴェレがはじまった。西ドイツのパンクスはベルリンに集まった。それから数年後、1988年、ベルリンのクロイツベルク地区で大暴動が起きた同じ時刻、すぐその傍らでは、ひとりの若者がシカゴ・ハウスをスピンして、何千人もの人間を踊らせていた。DJの名前はウエストバム。西ドイツにレイヴ革命を起こした男である。
ウエストバムの自伝の翻訳がついに刊行される。西ドイツのユース・カルチャーのなかに、いかにしてパンクが広がり、そしてそれがいかにしてゲイ・カルチャーと結びつき、やがてレイヴ・カルチャー爆発へと発展したのか……。ベルリンで、DAFのガビ・デルガドと一緒に主宰した初めてのハウス・パーティ、初めてベルリンにデリック・メイを呼んだときのこと、ラヴ・パレードのはじまり……。このダンス革命が、東西ドイツの壁を乗り越え、やがてレイヴ・ソサエティと呼ばれるほどの社会現象にまで発展するその過程を、シーンの中心にいるドイツの国民的ヒーロー、ウエストバムが赤裸々に語る! 日本では初めて明かされるドイツ・テクノの物語。テクノ・ファン、卓球ファン、電気グルーヴ・ファンは必読です!