エレクトロニック・ミュージック界の気鋭
ニコラス・ジャー(Nicolas Jaar)の新アルバム『Sirens』。米pitchforkによればサイトother-people.networkで全曲フル試聴ができるようです
以下のURLのページで聴けます
http://other-people.network/#/channels/333?_k=8rq5z4発売は海外で9月30日、日本で10月14日。日本盤はボーナストラック収録予定。リリース元は海外はニコラスのレーベルOther People、日本はBeat Records。自身名義のアルバム・リリースは2011年の『Space Is Only Noise』以来、5年ぶり。
以下、日本盤プレスリリースより
当時まだ大学生だったジャーが21歳の時に発表したデビュー作『Space Is Only Noise』が、同年にリリースされたジェイムス・ブレイクのファースト・アルバムと共に、その年を代表するエレクトロニック・ミュージックにおけるエポックメイキングな1枚としてセンセーションを巻き起こし、国内外の年間ベストを総なめにした天才ニコラス・ジャーが実に5年ぶりとなる超待望の最新作『Sirens』のリリースを発表した。
ミニマル・ハウスの名門〈Circus Company〉からリリースされた『Space Is Only Noise』では、ラウンジ・ポップ、アフリカン音楽/エチオピアン・ジャズ、ヒップホップ、映画音楽、サウンドコラージュなど異なるジャンルの混合を大胆に展開することで、ダンス・ミュージック/エレクトロニック・ミュージックの領域を拡張、いや逸脱してみせた。それに続く本作『Sirens』は、10分を超えた楽曲も並び、アルバム全体の構成はより起伏に富み、よりいっそうの革新性と多様性を備えた彼のイマジネイティヴなサウンド・プロダクションが、存分に楽しめる作品となっている。ニコラス・ジャーという音楽家がーー同時代のフローティング・ポインツやタイヨンダイ・ブラクストン、フライング・ロータス、あるいはレディオヘッドのトム・ヨークやジョニー・グリーンウッドがそうであるように、ジャズやエレクトロニック・ミュージック、現代音楽、ワールド、さらにはロックやポップを横断し、そのあわいの中に新たな音楽の領域を切り拓こうとする才能であることをあらためて知らしめる作品であることは間違いないだろう。
なお、今回も前作『Space Is Only Noise』と同様にジャー自身がすべての演奏とプロデュースを担当。また、ベーシック・チャンネル傘下のスタジオ〈Dubplates & Mastering〉の敏腕で、最近ではシャーウッド&ピンチやホリー・ハーンダン、にせんねんもんだい作品も手がけているラシャド・ベッカーが引き続きマスタリングを務めている。
ニコラス・ジャー超待望の最新アルバム『Sirens』は、9月30日(金)よりデジタル配信がスタートし、10月14日(水)にCDでリリースされる!国内盤にはボーナストラックが追加収録され、解説が封入される。
http://www.beatink.com/Labels/Beat-Records/Nicolas-Jaar/BRC-532/
●『Sirens』
01 Killing Time
02 The Governor
03 Leaves
04 No
05 Three Sides of Nazareth
06 History Lesson