
My Bloody Valentine / Loveless
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)の
ケヴィン・シールズ(Kevin Shields)が10年以上前にリリースを約束していた、アルバム『Loveless』と『Isn’t Anything』のアナログレコード再発。どうやら作業は進められているようで、今年6月、7月にはアビー・ロード・スタジオのマスタリング・エンジニアのショーン・マギーが再発に向けた作業を行っていたことが明らかにされています。ショーンは作業の様子を撮影した写真を自身のツイッターで公開しています。
『Loveless』と『Isn’t Anything』のアナログレコードは、米国で同作品の権利を持っていたワーナー・ブラザーズからライセンスを得たPlain Recordsが2003年にリリースしています。ただし、これはバンド側には許可を得ずにプレスされたもので、オリジナル・テープではなくCDから制作されたと言われています。ケヴィンはインタビューで“彼らはひどい、ひどい仕事をした。私の許可なしでやっている。音質は100%良くない”と非難し、ケヴィンはオフィシャルのアナログレコード再発を約束していました。
それからおよそ10年、2012年にリマスター盤がCDでリリースされましたが、アナログレコードは今だにリリースされていません。
今回、新たな情報はエンジニアのショーン・マギーが行ったツイートのみ。まだリリース日などの詳細は発表されていません。