マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の新たなドキュメンタリー・フィルムが完成間近。アルバム『BAD』の発売25周年を祝して制作されているもので、監督は
スパイク・リー(Spike Lee)。アルバム『BAD』の制作と、<BADワールド・ツアー>の舞台裏を深く追った映像作品で、『BAD』プロジェクトが実際にはどういうものだったかを解き明かす作品となる予定。
ドキュメンタリーには、
カニエ・ウェスト(Kanye West)、
マライア・キャリー(Mariah Carey)、
シーロー・グリーン(Cee Lo Green)、そして『BADワールド・ツアー』でバック・シンガーも務めた
シェリル・クロウ(Sheryl Crow)が『BAD』について証言するインタビューも収録。またスパイク・リーは、当時の振付師、ミュージシャン、その他共演者やスタッフも含めた40名以上のインタビューも行ったとのこと。
スパイク・リーは「僕はマイケル・ジャクソンの大ファンというだけでなく、彼と知り合い、一緒に作品を作る機会も得ることが出来て、彼の遺してくれたものに深い思い入れを持っている。このプロジェクトで、『BAD』が彼のキャリアの中でいかに大きく重要な転機だったのかを解明し、アルバムと、それに伴うショート・フィルムのメイキングやツアーにまつわる、このまま明かされることもなかったかもしれない、感動の逸話の数々を発掘することができたと思う」と話しています。