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スティングが13年ぶりのロック・アルバム『57th & 9th』を現在制作中

2016/07/19 02:22掲載
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Sting
Sting
スティング(Sting)が久々のロック・アルバムを現在制作中。米ローリングストーン誌によれば、アルバム・タイトルは『57th & 9th』。これはレコーディングを行っているニューヨークのスタジオ近くの交差点にちなんだ名前とのこと。

スティングは近年、リュート伴奏のみで歌われたアルバム『Songs from the Labyrinth』(2006年)、冬をテーマにしたコンセプトアルバム『If on A Winter's Night』(2009年)、過去曲のオーケストラ共演録音盤『Symphonicities』(2010年)、舞台の為に書き下ろした楽曲を収めた『The Last Ship』(2013年)といった作品のリリースが続いていただけに、ロック/ポップ・アルバムのリリースは2003年の『Sacred Love』以来、13年ぶり。

アルバムの多くが、ヨーロッパの移民問題をはじめとする「移民/移住」についての楽曲のようで、また英国のEU離脱問題をもたらした政治情勢にも触発されたと説明しています。

また、プリンスが亡くなった週に書いたという暗い悲観的なバラード「50,000」も収録される予定。スティングはプリンス、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、レミーの死にショックを受けており、「死への不安がいくらか大きくなった。特に私の年齢においては。私は64歳だ」ともコメントしています。

アルバムのリリース日はまだ明らかにされていません。