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BSフジ<角川映画40周年記念SP>松田優作出演作品放送、『探偵物語』『野獣死すべし』『蘇える金狼』

2016/06/10 17:41掲載
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蘇える金狼
蘇える金狼
BSフジにて角川映画40周年を記念して、松田優作出演の映画を3作品放送。6月12日(日)に『探偵物語』、17日(金)に『野獣死すべし』、19日(日)に『蘇える金狼』が放送されます。

<角川映画40周年記念SP>松田優作出演作品

【放送日程】
●6月12日(日)13:35〜15:50 第1弾『探偵物語』

新井直美は、1週間後にアメリカに旅立つ女子大生。そして、辻山は彼女のボディガードを依頼された探偵。そんな2人がある殺人事件を探偵することから急接近?!はたして犯人は?そして直美と辻山は…?赤川次郎の同名小説の映画化。

 女子大生の新井直美(薬師丸ひろ子)はあと1週間で父親の待つアメリカに旅立つことになっている。ある日、直美は前から憧れていたサークルの先輩・永井(北詰友樹)に誘われた。永井は海辺の店でペンダントを2つ買い、1つを直美にプレゼントする。そのまま2人はホテルの一室に。そこに突然、直美の伯父と名乗る男が飛び込んできて永井を追い出してしまう。この男・辻山秀一(松田優作)は私立探偵で、直美の父の元秘書・長谷沼(岸田今日子)から、彼女のボディーガードとして雇われたのだった。
 ある日、辻山の別れた妻・幸子(秋川リサ)が、彼女の愛人で国崎組のドンの跡取りである和也(鹿内孝)がホテルのシャワー室で何者かに刺殺されたと辻山のアパートに飛び込んで来た。ホテルは密室状態で犯行のチャンスがあったのは幸子だけということで、警察と国崎組の目は幸子へ注がれる。その場に直美が訪れ国崎組の追手が迫る中、3人はどうにか脱出し、直美の家へ逃れた。直美は、幸子をかくまい辻山と2人で真犯人を見つけようと言い出す。かくして女子大生と私立探偵は、殺人事件の調査に乗り出すのだが…。
<出演者>
薬師丸ひろ子
松田優作
秋川リサ
岸田今日子
北詰友樹
坂上味和
ストロング金剛
三谷昇
山西道広
清水昭博
ほか

<スタッフ>
監督:根岸吉太郎
脚本:鎌田敏夫
原作:赤川次郎
主題歌:「探偵物語」/薬師丸ひろ子

●6月17日(金) 22:00〜24:20 第2弾『野獣死すべし』

 角川映画40周年企画、松田優作出演作品・第二弾。
 日本におけるハードボイルド、暗黒小説の先駆者とも称される大藪春彦の処女小説を、こちらも大藪春彦作品の映画化で大ヒットした「蘇える金狼」の村川透監督、松田優作が再びタッグを組んで映像化したアクション大作。ベトナムの戦場を体験したカメラマンが、帰国後、まるで死にとりつかれたかのように犯罪を重ねていく狂気のさまを描き出す。
<あらすじ>
翻訳家の伊達(松田優作)は、元カメラマン。内戦に揺れる国々で人間の狂気をつぶさに見てきた男だ。彼は現在の平凡な暮しの影で、野獣のような感性をさらに研ぎ澄ましていた。まず警視庁の警部補を襲って拳銃を手に入れ、暴力団の賭博場から三千万円を強奪。さらに冷酷な真田(鹿賀丈史)を相棒に引入れ、銀行を襲撃する。現場に居合せた顔見知りの女性・令子(小林麻美)をも、無情に射殺して逃亡する伊達。その後を一人の刑事が追跡するが…。

<出演者>
伊達邦彦:松田優作
真田徹夫:鹿賀丈史
華田令子:小林麻美
原雪絵:根岸季衣
エリカ:岡本麗
柏木秀行:室田日出男
ほか

<スタッフ>
監督:村川透
プロデューサー:黒澤満、紫垣達郎
原作:大藪春彦
脚本:丸山昇一
製作:角川春樹事務所
ほか

●6月19日(日)13:00〜15:35 第3弾『蘇える金狼』

角川映画40周年企画、松田優作出演作品・第三弾。
大藪春彦原作の小説を、松田優作と村川透監督のコンビで映画化したハードボイルド・アクションの傑作。昼間は平凡なサラリーマンを装いながらも、夜になると、身体を鍛え巨大資本乗っ取りをたくらむ男の姿を描く。都会を冷たく、また迫力ある映像で切り取った仙元誠三のカメラワークも光る。

<あらすじ>
 朝倉哲也(松田優作)は、表向きは平凡なサラリーマンだが、夜は身体を鍛えて巨大資本乗っ取りをたくらんでいる。朝倉はある日、手に入れた麻薬で上司の愛人、永井京子(風吹ジュン)を手なずけた。しばらくして会社幹部達の横領事件をネタに、桜井(千葉真一)という男がゆすりに来ていることを突き止めた。朝倉は桜井と会社を巧みに利用して社長令嬢の絵理子(真行寺君枝)と婚約することに成功するが、その一方で嫉妬に燃える京子は、ある決意をしていた。

<出演者>
朝倉哲也:松田優作
永井京子:風吹ジュン
清水:佐藤慶
桜井光彦:千葉真一
清水絵理子:真行寺君枝
ほか

<スタッフ>
監督:村川透
プロデューサー:黒澤満 、伊藤亮爾、紫垣達郎
脚本:永原秀一
原作:大藪春彦
撮影:仙元誠三
製作:角川春樹
ほか