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ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズの新アルバム『Skeleton Tree』 詳細が明らかに、ドキュメンタリー映画の公開も発表

2016/06/03 01:07掲載(Last Update:2016/07/12 06:14)
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Nick Cave and the Bad Seeds / Skeleton Tree & One More Time With Feeling
Nick Cave and the Bad Seeds / Skeleton Tree & One More Time With Feeling
ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ(Nick Cave and the Bad Seeds)の新アルバム、詳細が明らかに。アルバム・タイトルは『Skeleton Tree』で海外、日本で9月9日に発売。スタジオアルバムの発表は2013年の『Push the Sky Away』以来、3年ぶり。通算16作目。

以前から言われていたように、アルバムの前日の8日には、このアルバムをフィーチャーしたドキュメンタリー映画『One More Time With Feeling』が世界各地の映画館(計650館)で公開される予定。ドキュメンタリーの監督は『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ジャッキー・コーガン』などで知られるアンドリュー・ドミニク。アルバム収録曲のライヴ・パフォーマンスにインタビューやニック・ケイヴ(Nick Cave)のナレーションなどを盛り込んだ作品で、この新アルバムの制作期間中である2015年7月に起きたニックの15歳(当時)の息子が崖から転落死するという悲劇的な出来事にも触れているようです。




以下、インフォメーションより

15年には最愛の息子が不慮の事故で亡くなるという悲しみも経験した彼が彼は、今作を「One More Time With Feeling」という映画共にリリースすろことを発表。アカデミー賞にもノミネートされた「ジェシー・ジェームズの暗殺」などで知られるアンドリュー・ドミニクを監督に迎えて制作された映画は、全世界650の映画館でアルバムのリリース前日に一斉に封切られます。また、映画の公開までは一切音源は公開されず、その映画を見ることで初めて楽曲に触れることができるそう。

そんないかにもニック・ケイヴらしい謎に包まれた新作は、14年、15年のブライトン、そしてフランスでのセッションにはじまり、今年ロンドンの名門スタジオ"AIR Studios"でミックス作業が行われたとのこと。

バンドによるニュー・アルバムの演奏風景、そしてインタビューを軸に構成されているという映画は今作の制作背景となった悲劇にも触れているようです。