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音と科学の知的興奮に満ちた一書『空耳の科学〜だまされる耳、聞き分ける脳』が発売

2012/01/20 09:55掲載
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空耳の科学〜だまされる耳、聞き分ける脳
空耳の科学〜だまされる耳、聞き分ける脳
私たちはみな、まったく異なる音風景を聞いている?! 音と科学の知的興奮に満ちた一書『空耳の科学〜だまされる耳、聞き分ける脳』(著:聴覚研究者・柏野牧夫)が、ヤマハミュージックメディアから2月11日発売。

「視覚は聴覚より優れている」「モーツァルトを聴くと頭が良くなる」など、聴覚について一般に言われていることは、どこまで本当なのか? じつは、聴覚にはまだ多くの謎が秘められています。そもそも、私たちの日常生活は、空耳に満ちていると知っていますか? 存在しないはずの音が聞こえる、同じ音が人によって違って聞こえる……。しかし、この空耳こそが、世界を認識するための脳の巧みな戦略でもあるのです。


ふだんの音風景がちがって聞こえるに違いない、第八章からなる講義録。
●『空耳の科学〜だまされる耳、聞き分ける脳〜』
320ページ
第一章 プロローグ
第二章 百聞は一見に如かず?
第三章 耳の良さにはいろいろある
第四章 音とは何か
第五章 聞こえている音は、すべて空耳?!
第六章 聴覚システムのすべて
第七章 できることはよくわかる?
第八章 エピローグ