ミュージック・マガジン6月号は「追悼特集 プリンス」。対談:安齋肇×湯浅学、現地アメリカに与えた衝撃、ヒストリー、ディスコグラフィ、映画に見るプリンス、プリンスが手がけたアーティスト、後の世代に与えた影響 ほかで、一世を風靡した80年代から現在まで独自の美意識と高い音楽性を貫いた天才の急逝を悼む。5月20日発売
●『ミュージック・マガジン2016年6月号』
定価823円(本体762円)
A5判224ページ
2016年6月1日発行
[雑誌08479-6]
【追悼特集】プリンス
4月21日(日本時間22日未明)に伝えられたプリンス急逝のニュースは全世界に衝撃をもたらした。80年代に一世を風靡し、その後も紆余曲折ありながら高いクオリティの作品を出し続けてきた正真正銘の天才ミュージシャン。そんなプリンスを追悼する緊急特集です。
・対談:安齋肇×湯浅学〜プリンスに較べられる人はプリンスしかいない(構成=高橋修)
・プリンス急逝が現地アメリカに与えた衝撃(堂本かおる)
・ヒストリー(1)ロックとファンクの狭間からの挑発、そして成功(小出斉)
・オリジナル・アルバム(1)(安斎明定、大谷隆之、高橋健太郎、二木信、安田謙一、和久井光司、渡辺健吾、渡辺亨)
・ヒストリー(2)過剰なカリスマ性をゆっくりと脱ぎ捨てて(出田圭)
・オリジナル・アルバム(2)(出田圭、印南敦史、長谷川町蔵、松竹剛、宮子和眞)
・編集盤、アルバム未収録曲ほか(高橋修)
・『パープル・レイン』など、映画に見るプリンス(大森さわこ)
・プリンスが手がけ、見出し、楽曲提供したアーティスト(安斎明定)
・後の世代に与えた影響(長谷川町蔵)
【特集】アメリカーナの現在
アメリカーナとは、フォーク、ブルーズ、オールドタイム、ブルーグラス、リズム&ブルーズ、カントリーなどのアメリカン・ルーツ・ミュージックの影響下にある音楽の総称。近年はここ日本でも貴重な公演が相次ぎ、アメリカーナのミュージシャンを招集し多くの人を集める<Peter Barakan's LIVE MAGIC!>も毎年開催されるなど、注目を集めている。最重要人物の一人、リアノン・ギデンズの来日をきっかけに、アメリカーナ音楽の最新地図を見渡す。
・リアノン・ギデンズ〜来日インタビュー(五十嵐正)
・アメリカーナの成り立ちと重要アーティスト(五十嵐正)
・アメリカーナを知るアルバム・ガイド(赤尾美香、五十嵐正、宇田和弘、奥和宏、矢川俊介)
☆Negicco〜楽曲を提供したウワノソラを交え、3作目を語る(原田和典)
☆ボブ・ディラン〜来日コンサートの余韻の中、新作を発表(北中正和)
☆西原孝至(監督)×奥田愛基(SEALDs)〜映画『わたしの自由について〜SEALDs 2015〜』公開記念対談(構成=長谷川博一)
☆ロバート・グラスパー〜マイルス・デイヴィスに関するプロジェクト(渡辺亨)
☆トラヴィス(赤尾美香)
☆ジェイムスズー(小野島大)
☆ニーボディー&デイデラス(原雅明)
☆スナーキー・パピー(土佐有明)
☆BIGYUKI(佐藤英輔)
☆ユナ(栗本斉)
☆ジョン・グラント(岡村詩野)
☆ホーリー・ファック(金子厚武)
☆モンキー・ハウス(宮子和眞)
☆岩里祐穂(池上尚志)
☆吉田省念(小山守)
☆odol(渡辺裕也)
☆videobrother(広川裕)
☆マレウレウ(松村洋)
<Front Line>
☆ポール・サイモン
☆ジェイムズ・マッカートニー
☆ハインズ
☆SING LIKE TALKING
☆Seiho
☆森田真奈美
☆リクオ
☆花澤香菜
<REGULAR CONTENTS>
☆アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
Prince/Bob Dylan/Rhiannon Giddens/Paul Simon/Eric Clapton/J Dilla/UA/Negicco ほか
☆クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
☆アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200〜300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
☆輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
Carlos Nino & Friends/Knower/The Jayhawks/Motorpsycho/Katy B/Marcus Strickland's Twi-Life/Chocho Valdes/Twice ほか
[連載]安田謙一のこれがヒットか!?/野沢あぐむの痛快!艶歌まる齧り/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー/今月のDownload(新田晋平)
国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
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