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<冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』>が11月に開催

2016/05/12 13:15掲載
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冨田勲 - photo by Yasuhiro Ohara
冨田勲 - photo by Yasuhiro Ohara
先日亡くなった冨田勲が11月に予定していた公演<冨田勲 生誕85周年記念 新作世界初演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』>。冨田氏逝去により、急遽企画趣旨を再検討し、ご本人の遺志を継ぎ、さらにご遺族の意向もふまえて、新たにタイトルを<冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』>と変更し、予定通り新作の上演を行うこととなった、と発表されています。

演奏会の内容・詳細については、ドクター・コッペリウスのオフィシャルサイトで後日改めて発表されます。

<冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』>
Bunkamuraオーチャードホール
2016/11/11(金) 開場18:00 / 開演19:00
2016/11/12(土) 開場12:30 / 開演13:30
2016/11/12(土) 開場17:00 / 開場18:00
【料金】S席¥10,000 A席¥8,500(全席指定) ※未就学児童入場不可

【ぴあ独占先着先行】
2016/4/22(金)10:00〜5/15(日)23:59
【オフィシャルサイト特別先行】
2016/5/16(月)10:00〜5/27(金)23:59
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/coppelius/

【チケット一般発売】
2016/5/28(土)10:00〜
オフィシャルサイト http://www.dr-coppelius.com/
お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.dr-coppelius.com/

以下、『ドクター・コッペリウス』について。インフォメーションより

世界的作曲家/シンセサイザー・アーティスト冨田勲。アニメ「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」、数々の大河ドラマのテーマなどでオーケストラ作曲家として不動の地位を築きながら、その名声に安住することなく、日本ではじめてシンセサイザーを個人輸入。クラシックの名曲を独自にシンセ・アレンジで再創造した「月の光」や「惑星」で全世界的ヒットを飛ばした世界的な存在です。齢80歳を迎えてもその創作意欲は衰えることなく、2012年には、日本の代表的な詩人・作家、宮沢賢治の作品世界を題材にし、ソリストに世界的人気を誇るヴァーチャル・シンガー“初音ミク”をソリストに起用した「イーハトーヴ交響曲」を制作、初演。ミクとの異色のコラボということもあいまって、大きな話題となりました。

あれから4年。冨田勲の長大な作曲活動の集大成となる作品がついに産声をあげます

その名は「ドクター・コッペリウス」

自身の人生史と密接にリンクした、ひとりの科学者の夢が、この作品の生まれる契機となりました。

冨田が尊敬してやまなかった日本ロケット工学の父、故 糸川英夫。天才的な科学者でありながら、60歳にしてバレエをはじめ、冨田の楽曲に合わせて舞台でバレエを踊ったこともあるこの糸川が、ある日、冨田にこうつぶやきました。

「いつかフォログラフィーとバレエを踊りたい」

冨田が集大成として作り上げる「ドクター・コッペリウス」は、この糸川博士の夢を舞台の上で実現する、音楽・バレエ・映像が渾然一体となった舞台作品です。前作「イーハトーヴ交響曲」に引き続き、ヴァーチャル・シンガー初音ミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディアが全面協力し、新たな技術を駆使しながら、この集大成の舞台を彩ります。

昭和から平成を駆け抜け、日本のみならず世界にその才能を知らしめたイノベーターTOMITAの集大成にして新たな世界がここに。