20世紀を代表するジャズ・ミュージシャンのひとり、
ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)がスタジオでレコーディングしている姿を撮影した唯一とされる貴重映像が発掘され、その一部が英国の新聞The Guardianのサイトにて公開されています。
発見されたのは、1959年録音のアルバム『Satchmo Plays King Oliver』のためにロサンゼルスのレコーディング・スタジオで撮影されたプロショット映像約33分の16ミリ・フィルム。このフィルムはAudio Fidelity Recordsの創業者で音楽プロデューサーのシド・フレイが保持していたようで、これまでおよそ60年の間、保管施設に人知れずにあったため、サッチモの熱心な研究者さえもその存在を知らなかったとされるものです。
今回、フレイの娘の協力のもと、ルイ・アームストロング・ハウス・ミュージアムがフィルムを正式に譲り受けています。同ミュージアムの専務は“画期的な発見だ”と、今回の発見を説明しています