HOME > ニュース >

ジャコ・パストリアスの貴重なインタビュー集が文庫化 『ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉』

2016/04/13 18:53掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉 (立東舎文庫)
ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉 (立東舎文庫)
ジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)の貴重なインタビュー集が文庫化。『ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉』の文庫版がリットーミュージックから4月20日発売。本書は2010年にリットーミュージックより刊行された単行本を文庫化したもの。
●『ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉』
立東舎文庫

著者:松下 佳男
定価:972 円(本体900円+税)
仕様:A6判/320ページ
発売日:2016.4.20
ISBN:9784845627998

※以下、インフォメーションより

エレクトリック・ベースの概念を覆し、今なお多くのフォロワーを生み出し続ける天才、ジャコ・パストリアス。35歳という若さで他界するまでに残した、 数々の常識を打ち破ったベース・プレイは、どのようにして育まれたのか? 未だに謎に包まれた部分が多いのが事実です。そこで本書は、その謎に迫るべく世界各地に散らばったジャコのインタビューを集め、テーマごとに分類。圧倒的な存在感を持つベース・スタイル誕生の秘密を、ジャコ自身の言葉からひも解くとともに、激しく濃密に、そして誰よりも鮮烈に生き抜いたひとりのベーシストの生き様が、再び明らかになります。全ベーシスト/ミュージシャン、すべてのクリエイター必携の1冊です。

【CONTENTS】
■第1章:ジャコを形作った事象と経験
■第2章:フロリダという地
■第3章:ベーシスト/コンポーザーとしての立身
■第4章:“ 世界で最高のベーシスト”
■第5章:『ジャコ・パストリアスの肖像』
■第6章:ウェザー・リポート、セッションの日々
■第7章:『ワード・オブ・マウス』
■第8章:楽器という愛でるモノ、壊すモノ
■第9章:魂のゆくえ

<著者 プロフィール>
松下 佳男(まつした よしお)

1948年生まれ。早稲田大学卒業後、1973年、スイングジャーナル社編集部に入社。73年に音楽ジャンルを超越した新雑誌『ADLIB』を立ち上げ、ジャズ/フュージョン、AOR、ブラック・コンテンポラリー、ワールド・ミュージックなどさまざまな音楽を紹介。1980年に編集長となり以後30年間活躍。敬愛するジャコ・パストリアスの企画アルバムも多く、『ジャコ・レア・コレクション』、『ジャコ・ソングス』、『プレイ・ジャコ』、『ジャコ・アーリー・イヤーズ・コレクション』などの企画・監修をはじめ、ジャコ関連のライナー・ノーツの大半を執筆している。また「ジャコ・フィギュア」の制作も世界から注目された。現在、フロリダのプロデューサー、ボブ・ボビングと共に未発表音源『ジャコ・アーリー・イヤーズ・シリーズ』のアルバムを順次プロデュース中。