ブラス・ロックの先駆者、
ブラッド、スウェット&ティアーズ(Blood, Sweat & Tears)。初期作品群がBlu-spec CD+紙ジャケット仕様で再発。
今回のリイシューはソニー・ミュージックジャパン インターナショナルから。対象となるのは、68年のデビュー作『Child Is Father To The Man(邦題:子供は人類の父である)』、同年の2nd『Blood. Sweat & Tears(邦題:血と汗と涙)』、70年の3rd『Blood, Sweat & Tears 3』の3タイトル。
いずれも最新リマスタリング音源を採用。発売は9月5日。2200円(税込)。完全生産限定盤。
<ブラッド・スウェット&ティアーズ 紙ジャケ/Blu-spec CD コレクション>
※Blu-Spec CD(TM)
※最新リマスタリング音源
※紙ジャケット仕様
※オビ復刻
※書き下ろし解説
※歌詞対訳付き
●『子供は人類の父である』
ボーナス・トラック収録。
ザ・バンドを手がけていたジョン・サイモンがプロデュースしたデビュー作。アル・クーパーの幅広い音楽的趣向を反映した、実験的でバラエティに富んだ内容になっている。�「アイ・ラヴ・ユー・モア・ザン・ユール・エヴァー・ノウ」は、ブラス・サウンドの厚みを巧みに生かしたアレンジで、アル・クーパー時代のBS&Tの魅力をよく伝えている。
●『血と汗と涙』
ボーナス・トラック収録
この後シカゴをデビューさせるジェイムズ・ウィリアム・ガルシオをプロデューサーに迎えた2ndアルバム。“カナダのレイ・チャールズ”と呼ばれていたデヴィッド・クレイトン・トーマスの荒々しいヴォーカルに、緻密なアレンジと豊かな即興性がブレンドされ、ブラス・ロックが確立された傑作。全米チャート7週連続1位に輝き、グラミー賞では最優秀アルバム賞など3部門を受賞した。
●『ブラッド・スウェット&ティアーズ3』
ロイ・ハリーと、バンドのリーダー的存在であるボビー・コロンビーが共同プロデュースした3rdアルバム。ゴールド・アルバムを獲得。ローリング・ストーンズ、トラフィック、ザ・バンド、ジェイムス・テイラー、キャロル・キング、ジョー・コッカーなどの曲を、卓越した演奏で聴かせることで、当時比較されがちだったシカゴとの音楽性の違いを示した。アルバム発表後の1971年2月には初来日を果たし、武道館で素晴らしいパフォーマンスを披露した。
※コメントはメーカーインフォより