シンディ・ローパー(Cyndi Lauper) が新アルバム『Detour(邦題:ディトゥアー 〜回り道〜)』を自ら解説した動画シリーズの第1弾が公開。今回は「どうしてカントリー・クラシックのアルバムをレコーディングする気になったのか?」について語っています。日本語訳あり
日本語訳:
「どうしてカントリー・クラシックのアルバムをレコーディングする気になったのですか?」
- 昔からシーモア・スタインを知っていて、一緒に仕事をしたいとずっと思っていたの。そしたらツアーに出ていたとき会いにきてくれて、二人で話をしたわけ。彼がこういう古い歌をやってみたらって提案したのよ。私ならなんでも歌えるって思い込んでいたのね。私は、わあ、そうね、いつかね、みたいな感じだった。そしたら彼はすごくブルースっぽい昔のカントリー・ウェスタンの歌を聞かせてくれるようになって。私ってロカビリー・バンドにいたじゃない? だからすごい飛躍ってわけじゃないのよ。それにずっと大好きだったから、一度はやってみたいことのひとつだった。ずっとやりたいと思っていたから、出来上がりにすごくエキサイトしてるわ。なんたってミュージシャンがね、とにかくすごいの。シンガーとしては、なにしろ歌ものアルバムなんだからね。私は歌うのが大好き。だからやったのよ。
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日本盤は5月25日、海外盤は5月6日に発売。リリース元は新たに移籍したSire Records/ワーナーミュージック。
スタジオ・アルバムの発表は2010年の『Memphis Blues』以来、6年ぶり。通算11作目。以前よりシンディ自身が発言していたように、新作はカントリー調の楽曲を収めたカントリー・アルバムで、レコーディングはナッシュビルにて同地のトップ・セッション・プレイヤーとともに行われています。またゲストとして
ヴィンス・ギル(Vince Gill) 、
エミルー・ハリス(Emmylou Harris) 、
アリソン・クラウス(Alison Krauss) 、
ウィリー・ネルソン(Willie Nelson) 、
ジュエル(Jewel) も参加しています。全12曲入り。
アルバムにはエグゼクティブ・プロデューサーとしてSire Recordsの創設者シーモア・ステインが参加しています。
カントリー・アルバムをレコーディングすることは長年の夢だったというシンディ。子供の頃、彼女はパッツィ・クライン、ロレッタ・リン、ワンダ・ジャクソンといったシンガーの楽曲に日常的に親しんだそうで「私がほんとに小さな子供だった頃、カントリー・ミュージックはポップ・ミュージックだったから、こういうのを聞いて育ったのよ。取り上げた歌は私のうんと古い記憶の一部だから、それを振り返るのはものすごくワクワクしたわ」と語っています。
以下は以前に公開された音源・映像
「Funnel of Love」のミュージックビデオ
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「Walkin' After Midnight」
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「Heartache By The Numbers」
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●『Detour』
1. Funnel Of Love
2. Detour (feat. Emmylou Harris)
3. Misty Blue
4. Walkin' After Midnight
5. Heartaches By The Numbers
6. The End Of The World
7. Night Life (feat. Willie Nelson)
8. Begging To You
9. You're The Reason Our Kids Are Ugly (feat. Vince Gill)
10. I Fall To Pieces
11. I Want To Be A Cowboy's Sweetheart (feat. Jewel)
12. Hard Candy Christmas (feat. Alison Krauss)