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カート・コバーンの半生に迫るドキュメンタリー・ブック『カート・コバーン:オフィシャル・ドキュメンタリー』が発売

2016/03/14 17:04掲載
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カート・コバーン:オフィシャル・ドキュメンタリー
カート・コバーン:オフィシャル・ドキュメンタリー
カート・コバーン(Kurt Cobain)の半生に迫るドキュメンタリー・ブック『カート・コバーン:オフィシャル・ドキュメンタリー』がヤマハミュージックメディアから3月18日発売。

カートの家族による全面協力のもとブレット・モーゲンがメガホンをとったカート・コバーン初の公式ドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』。

本書では、遺族から提供されたカートの遺品、そして映像化の過程で製作されたマテリアルをさらに掘り下げ、ニルヴァーナ(Nirvana)のフロントマンという虚像と、カート・コバーンという実像とのはざまに揺れる「矛盾」に生々しく迫ります。妻コートニー・ラヴ、親友クリス・ノヴォセリック、実母ウェンディ・オコナーなど、カートの人生に深く関わったキーパーソンたちの告白と、これまで公開されることのなかったアニメーションスチール、アート、プライベート音源、写真、映像、私的なコレクションの数々をとおして、カートの作品と人生の足跡をひも解きます









●『カート・コバーン:オフィシャル・ドキュメンタリー』
発売日:2016年3月17日
仕様:A4変型判縦/160ページ
JANコード:4947817253518
著者:ブレット・モーゲン
訳者:喜多 直子

<目次>
 ■イントロダクション
 ■インタヴュー
 ■BEEN A SON
 ■SMELLS LIKE TEEN SPIRIT
 ■LOVE BUZZ
 ■SERVE THE SERVANTS
 ■ANEURYSM
 ■AIN'T IT A SHAME

<著者について>
ブレット・モーゲン(BRETT MORGEN)
ドキュメンタリー映画界において「マッド・サイエンティスト」との異名をとり、過去15 年にわたり革新的なドキュメンタリー作品の脚本、監督、製作を手がけてきた鬼才。1992 年にマサチューセッツ州のハンプシャー・カレッジで神話学とアメリカ史学の文学士号を取得後、1999 年にはニューヨーク大学(NYU)の映画学科で美術学修士課程(MFA)を修了。NYU の卒業制作映画『On the Ropes(原題)』が、1999 年サンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞。また、同年の全米監督協会(DGA)ドキュメンタリー映画監督賞、国際ドキュメンタリー協会(IDA)ベストドキュメンタリー賞を受賞。さらにはアカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞にもノミネートされ、賞レースを席巻した。2002 年、『くたばれ! ハリウッド』公開。カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションをはじめ、ボストン、ワシントンD.C.、シアトルの各映画批評家協会で、ベストドキュメンタリーに選出された。2007 年、長編アニメーションドキュメンタリー映画『Chicago 10(原題)』の脚本、製作、監督を担当。エミー賞、全米脚本家組合賞受賞。制作と製作総指揮を務めたTV ドキュメンタリーシリーズ『Nimrod Nation(原題)』は、翌2008 年にアメリカ放送界最高の賞とされるピーボディ賞を受賞。2010 年、『June 17, 1994』を監督。ピーボディ賞を受賞。2012 年、ザ・ローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画『クロスファイアー・ハリケーン』の脚本と監督を手がけ、プライムタイム・エミー賞ではベストドキュメンタリー部門をふくむ4部門でノミネート。2015 年、『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』が世界中で上映。プライムタイム・エミー賞では監督、製作、脚本、編集の4部門をふくむ7部門でノミネート。ドキュメンタリー製作のほか、2000 年よりコマーシャルの監督も務め、これまで200 本以上の世界有数ブランドCM を手がけている。

■訳者について
喜多 直子(きた・なおこ)
和歌山県出身。京都外国語大学卒業後、公立中学校の英語教師を経て、企業内通訳および翻訳に従事。その後、出版翻訳者として活動している。訳書には『サファリ』『オーシャン』『ふしぎの国のアリス』(大日本絵画)、『猫がくれたたいせつな贈りもの』『犬がくれたたいせつな贈りもの』『ママだいすき!』(アルファポリス)、『ミルトンズ・シークレット』(マキノ出版)、『F1』(YUMI BOOKS)『まぎらわしい現実の大図鑑』(東京書籍)などがある。