PJハーヴェイの新曲「The Community of Hope」が試聴可

PJハーヴェイ（PJ Harvey）の新曲「The Community of Hope」が英BBC Radio 6 Musicの番組（ホスト：Shaun Keaveny）にてラジオ解禁。ネットでもオンエア音源が聴けます。この曲は新アルバム『The Hope Six Demolition Project』に収録

以下のURLのページで聴けます
※「The Community of Hope」は50分39秒あたりから
http://www.bbc.co.uk/programmes/b0721htf

アルバムは日本、海外ともに4月15日発売で日本盤ボーナストラック収録予定。リリース元はIsland / Hostess。

スタジオ・アルバムの発表2011年の『Let England Shake』以来、5年ぶり。通算9作目。前作に引き続きフラッドとジョン・パリッシュを迎えて制作された本作は彼女のコソボ、アフガニスタン、ワシントンDCへの旅をドキュメントした作品になっています。

それらの旅で書き貯められた楽曲をロンドンのサマセット・ハウスに作った特設スタジオにてレコーディング。5週間に亘るレコーディングは＜Recording in Progress＞と名付けられ、PJハーヴェイがバンドとプロデューサーとアルバムを制作する過程を一般公開するというプロジェクトでもありました。

ハーヴェイは2015年1月に、アルバムのレコーディング・プロセスを4週間にわたって一般公開するプロジェクト＜Recording in Progress＞を、ロンドン博物館での展覧会の一環として実施。この企画では、訪問者はガラス越しにハーヴェイのレコーディングの様子を見ることができ、どのようにして曲が出来上がっていくのかを間近で目撃することが可能でした。

PJハーヴェイはコソボ、アフガニスタン、ワシントンDCへの旅に関して「私は曲を書いている時は、その情景全体を思い浮かべるの。色や時間、ムードや光の移り変わり、影の動きなど全てを思い描くの。そういったインフォメーションを二次的なものから受け取ると、自分が書こうとしているものからかけ離れてしまうの。私は空気の匂いを感じたいし、土の感触を感じたいし、自分が魅了された国々の人達と直接会いたいと思っているの」とコメントしています。

以下は以前に公開された映像

「The Wheel」のミュージックビデオ


トレーラー映像。新曲「The Community of Hope」と「The Wheel」をフィーチャー


ティーザー映像

●『The Hope Six Demolition Project』

01 The Community of Hope
02 The Ministry of Defence
03 A Line in the Sand
04 Chain of Keys
05 River Anacostia
06 Near the Memorials to Vietnam and Lincoln
07 The Orange Monkey
08 Medicinals
09 The Ministry of Social Affairs
10 The Wheel
11 Dollar, Dollar

※日本盤はボーナストラック、歌詞対訳、ライナーノーツ付（予定）