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OK Go 人類史上初の無重力撮影ミュージック・ビデオ「Upside Down & Inside Out」を公開

2016/02/11 23:54掲載
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OK Go / Upside Down & Inside Out - Video
OK Go / Upside Down & Inside Out - Video
ユニークなミュージック・ビデオを数多く手がけるOK Go。新作は、人類史上初という無重力撮影ミュージック・ビデオ。曲は「Upside Down & Inside Out」。この曲は2014年発売のアルバム『Hungry Ghosts』に収録

OK Go - Upside Down & Inside Out

Hello, Dear Ones. Please enjoy our new video for "Upside Down & Inside Out". A million thanks to S7 Airlines. #GravitysJustAHabit

Posted by OK Go on 2016年2月11日


以下、プレスリリースより

ドローンを駆使し"史上最大のワンカット映像"として世界を驚かせた前作MVとは全く違うベクトルでスケールの大きな今回の新作MVはロシアのROSCOSMOS(アメリカのNASAのような組織)とガガーリン宇宙飛行士訓練センター、そしてロシア国内最大の航空会社S7(エス・セヴン)航空の全面協力を受けて制作された、人類史上初の"無重力空間で作られた芸術作品"となりました。
ROSCOSMOSが提供した宇宙飛行し訓練用の特別機が空中に放物線を描いて飛行する際に機内に発生する無重力状態を利用して、誰も見たことのないまったく新しい映像芸術をOK Goならではの洗練されたポップさで表現しています。

そしてもちろん、これまでのOK GoのMVに共通する美学「ワンカメラ・ワンショット」は今回の超異次元空間でも見事に貫かれています。1度の無重力飛行で生じる無重力空間はわずか27秒。1度のフライトの間に無重力飛行を何度も繰り返し、8回連続してカメラを回すことで8回×27秒=トータル216秒の無重力状態を発生させ、その無重力状態の時間内の映像だけを集めて1曲分のMVを完成させたということです。

今作MVでもこれまでの数々の傑作MVと同様に監督を務めたOK Goのメンバー、ダミアン・クラッシュは、この"無重力MV"のアイデアが生まれたきっかけについて「民間企業による商業宇宙旅行が話題になりだしたのが10年くらい前で、当時ヴァージン・ギャラクティック社やスペースX社が進めている計画を聞いた時、人類が宇宙空間でアートを制作するようになる日もそう遠くないんだな、って僕には思えたんだ。」と語っています。

ずらりと並んだトレッドミル(ランニング・マシーン)と自ら振り付けしたダンス・ビデオで世界を驚嘆させインターネット動画時代の幕開けを飾ったのが同じく10年前の2006年。その変わらぬクリエイティヴィティと才気ほとばしるアイデア、最先端のテクノロジーを取り込みながら進化を続ける骨太なアーティスト魂が今回のMVにも満ち溢れています。

「アップサイド・ダウン&インサイド・アウト」はOK Goが2014年に発表した最新アルバム『ハングリー・ゴースト』の1曲目に収録されています。