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ダン・ヒックス・アンド・ホットリックスのダン・ヒックスが死去

2016/02/07 22:31掲載
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Dan Hicks
Dan Hicks
ダン・ヒックス・アンド・ホットリックス(Dan Hicks And The Hot Licks)などでの活躍でも知られるシンガーソングライターのダン・ヒックス(Dan Hicks)が2月6日に死去。ヒックスのFacebookページにて明らかにされています。ヒックスは2年前に喉と肝臓の癌と診断され闘病生活を送っていました。74歳でした。

●ダン・ヒックス(wikipediaより)

1941年にアーカンソー州リトルロックに生まれる。5歳のとき両親はサンフランシスコに移住。高校時代にラジオ放送に興味を持ち、地元ラジオ局で毎日15分放送される番組「Time Out For Teens」を受け持っていた。1965年にサンフランシスコのフォーク・バンド「シャーラタンズ」(あのマンチェスターのバンド「シャーラタンズ」とは別)に加わり、中学時代から打ち込んでいたドラム・パートを担当する。時にはシャーラタンズでギターを弾いて自作の曲を歌ってもいたようである。その後徐々にシャーラタンズを離れ、二人の女性バック・ボーカルを抱えるアコースティック・バンド「リケッツ」(Lickettes)とともに、ダン・ヒックス・アンド・ホットリックス(Dan Hicks and his Hot Licks)としてシャーラタンズの前座などをつとめる。
その後ホットリックスはエピック・レコードとのアルバム契約を獲得。1969年にエピックから「ダン・ヒックス・アンド・ホットリックス」のファースト・アルバム“Original Recordings”をリリースするが、商業的に成功しなかった。 何人かのメンバー変更を行い、ブルー・サム・レコードに移籍してからホットリックスの黄金期は始まる。商業的に成功を収めたアルバム“Where's The Money?”、“Striking It Rich”、“Last Train to Hicksville”を次々と制作するが、1973年にホットリックスを解散。ソロ活動を開始し、CMやテレビ、映画のために曲を書いている。結局、公開されることがなかったラルフ・バクシのアニメ映画のために書いた曲は、1978年にワーナー・ブラザーズ・レコードからアルバム“It Happened One Bite”としてリリースされている。 現在もライブ活動などを精力的に行っている。

My darling darling husband left this earth early this morning.He was true blue, one of a kind, and did it all his own...

Posted by Dan Hicks on 2016年2月6日