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ニコラス・ジャーが初めて映画音楽を手がけた『ディーパンの闘い』が日本公開決定、パルムドール受賞作

2015/11/18 13:45掲載
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ディーパンの闘い
ディーパンの闘い
エレクトロニック・ミュージック界の気鋭ニコラス・ジャー(Nicolas Jaar)が初めて映画音楽を手がけた『ディーパンの闘い(原題:Dheepan)』が日本公開決定。2016年2月、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。本作は第68回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞。監督はジャック・オディアール

以下、インフォメーションより

セザール賞新人監督賞を受賞した『天使が隣で眠る夜』(94)でデビューを飾り、『リード・マイ・リップス』 (01)、『真夜中のピアニスト』(05)、『君と歩く世界』(12)など、発表するごとにセザール賞を多部門に渡って独占してきたフランスの鬼才ジャック・オディアール。そんな鬼才の最新作『デ ィーパンの闘い』は、内戦下のスリランカを逃れ、フランスに入国するため、偽装家族となる元兵士ディーパン と女と少女の物語。暴力から逃れてきた3人は、パリ郊外の集合団地に腰を落ち着け、ささやかな幸せに手を伸 ばした矢先、新たな暴力に見舞われます。

人種・宗教・移民問題に揺れる欧州の今を背景にしながら、暴力、戦いを捨て、愛を、新しい家族の絆を掴も うとする個の闘いを圧倒的且つ、スタイリッシュに描いた人間ドラマの傑作は、今年のカンヌ国際映画祭でコーエン兄弟、グザヴィエ・ドランら気鋭審査員の満場一致のもと、最高賞のパルムドールに輝きました。

本作で、鬼才独自の光と闇が踊る映像美にクールなサウンドを注ぎ込むのは、 昨年にはフジロックにも出演しその後解散したDarksideの 活躍でも知られるエレクトロニック・ミュージック界の気鋭ニコラス・ジャー(Nicolas Jaar)。これまでオディア ール監督の過去作全てで音楽をつとめてきた8度オスカーノミネート(受賞含む)を誇る映画音楽 界の重鎮アレクサンドル・デスプラに変わり初めて映画音楽の担当に抜擢された若干25歳のニコラスが世界的巨匠監督とのタッグで新境地の音楽を披露しております。


以下は海外版トレーラー映像
●『ディーパンの闘い』
監督:ジャック・オディアール
脚本:ノエ・ドプレ、トーマス・ビデガン、ジャック・オディアール
音楽:ニコラス・ジャー
出演:アントニーターサン・ジェスターサン、カレアスワリ・スリニバサン、カラウタヤニ・ヴィナシタンビ
2016年2月、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開