●『証言で綴る日本のジャズ』
小川隆夫 (著)
※以下、インフォメーションより
アメリカを中心に書かれたジャズの歴史書は内外を問わずいろいろありますが、日本のジャズの歴史について書かれた本はあまりありません。本書はミュージシャンを中心に、27名のかたがたに別々にインタビューしたものですが、点と点が線となり面となって、結果的に日本のジャズ史におけるミュージシャンたちの交流や、日本ジャズ文化の総体を浮かび上がらせることが出来ました。戦後の日本文化を知る上でも、貴重な資料となることは間違いありません。
【著者について】
整形外科医・JAZZジャーナリスト。1950年生まれ。ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後,『スイングジャーナル』誌の連載を持つとともに,JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がける。マイルス・デイヴィスや,ブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど,現役の整形外科医としても第一線で活躍中。ブルーノート完全コレクターとしても世界的に知られる。JAZZ関連の著書は『マイルス・デイビスの真実』(平凡社),『ブルーノートの真実』(東京キララ社)『ジャズ歴史的名盤 ジャケ裏の真実 ジャズ・ジャイアンツ編』(駒草出版)など多数。JAZZブログは,「Keep Swingin'」。