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スレイヤーが新曲「Repentless」のPVを公開

2015/09/11 23:29掲載
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Slayer / Repentless
Slayer / Repentless
スレイヤー(Slayer)が新曲「Repentless」のPVを公開。この曲は6年ぶりの新アルバム『Repentless』に収録



以下はビデオの舞台裏


アルバム『Repentless』は日本、海外ともに9月11日発売。日本盤は通常盤のほか、Blu-ray付スペシャル・エディション、DVD付スペシャル・エディションもあり。スペシャル・エディションのボーナス・ディスク(DVD、Blu-ray)には、2014年に行われたWacken Open Airフェスティヴァル出演時のライヴ映像の他、今作のアルバム・メイキング映像などが収録される予定です。リリース元は海外はNuclear Blast、日本はワーナーミュージックジャパン。

スタジオ・アルバムの発表は2009年の『World Painted Blood』以来、6年ぶり。2013年に復帰したドラマーのポール・ボスタフ、そして2011年のツアー・サポートから活動をともにしているギタリストのゲイリー・ホルトが参加した現在のラインナップでは初となるアルバムです。レコーディングはロサンゼルスにあるHenson Studiosにて行われており、プロデューサーにはTerry Date(PANTERA, SOUNDGARDEN, DEFTONES)を起用しています、

アルバムにはタイトル曲「Repentless」のほか、以前にシングル「World Painted Blood」のB面曲として発表した「Atrocity Vendor」の新録ヴァージョン「Atrocity Vendor 2015」や、2014年に無料DL配信した「Implode」の新ヴァージョン、今年4月に公開した「When The Stillness Comes」などが収めらます。

またインフォメーションによれば、

アルバム・タイトル曲となる「Repentless」は、故ジェフ・ハンネマンに捧げた曲であり、ギタリストのケリー・キングは「この曲はハンネマン・アンセム(HannemAnthem)なんだ」と語っている。また、今作にはジェフの手による曲も収録されるという。フロントのトム・アラヤはこう語っている。「ジェフは息を引き取る直前まで曲を書き続けていた。彼が書く曲のクオリティを感じれば、それこそが彼の情熱だったことが判るはずだ。今作にはジェフが書いた曲も収録する。他にも彼の手による曲があるが、それらも後にしっかりとレコーディングをしていこうと思っているんだ」


アルバム・カヴァーのアートワークを手がけたのはブラジル人アーティストのMarcelo Vasco。バンド・メンバーのトム・アラヤ、ケリー・キングとの共同で制作しています。

なお、海外ではバンドのイーグル・ロゴをアルミニウム合金で立体化した特殊パッケージ仕様の限定メタル・イーグル・エディションも発売されます。サイズは横:15インチ(38cm)、縦:17インチ(43cm)、奥行:3インチ(7.6cm)で重量は7ポンド(3.1kg)。限定3000枚のみでシリアルNO入り。販売はNuclear Blastのショップサイトのみ

以下は以前に公開/アップされた音源

「You Against You」


「Cast The First Stone」


「Repentless」のミュージック・ビデオ(VISUALIZER VIDEO)


「When The Stillness Comes」


トレーラー/発売告知映像


「Atrocity Vendor」(オリジナル・ヴァージョン)


「Implode」(オリジナル・ヴァージョン)


以下、プレスリリースより

2014年3月に行われたスタジオ・セッションでスレイヤーは新曲をレコーディングし、同年4月に、ファンへのプレゼントとして最新曲「インプロード(原題: Implode)」をフリー・ダウンロードで公開したのだが、その後同年9月から翌1月の間に、LAにあるHenson Studiosにてレコーディングを続け完成させたのがこの最新作『リペントレス』だ。昨年公開した新曲「インプロード」も今作に収録されているが、9月以降のレコーディング・セッションにて新たにレコーディングされたヴァージョンとなっている。また、車のコマーシャル用に提供していたインストゥルメンタル楽曲「ホエン・ザ・スティルネス・カムズ(原題: When The Stillness Comes)」も新たにレコーディングし直し、ヴォーカルを追加したものが収録されている。再び世界を恐怖と混乱、そして堕落が支配するスレイヤー・ワールドに落とし込むべく投下される全12曲からなるこの最新作は、究極のブルータリティ、そして地獄のようにヘヴィで雷のようなスピードが暴れまわる、スレイヤーにしか成しえないスラッシュ・メタル・サウンドが渦巻く作品だ。

「最新作は、まさしくスレイヤーのサウンドだ」と、フロントマンのトム・アラヤは語る。「今までの作品では、ファンもどんな作品になるのかある程度予想は出来ていたと思う。でも今回は今までとは状況が違うから、どんな音になるのか興味を持っている事だろう。とにかく俺はこの最新作が気に入っているし、ファンを絶望させるようなことは絶対にないと思うね」。

今作『リペントレス』は、スリップノットやサウンドガーデン、デフトーンズらを手掛けるプロデューサー、テリー・デイトと初めてタッグを組み制作された作品だ。また今作は、2001年の『ゴッド・ヘイツ・アス・オール(原題: God Hates Us All)』以降、ドラマーのポール・ボスタフが再びスレイヤーのレコーディング・メンバーとして加わった作品であり、初めてゲイリー・ホルト(g)がレコーディングに参加した作品でもある。何より重要な要素は、スレイヤーにとって初めて、創立メンバーの一人であり、2013年に残念ながらこの世を去ってしまったジェフ・ハンネマン(g)がいない作品である、という点だ。しかし、今作にはジェフの手による楽曲も収録しているという。

トム・アラヤはこう語る。「ジェフはいつだって曲を書いたりデモを作ったりしていた。息を引き取る直前まで曲を書き続けていたんだ。彼が書く曲のクオリティを感じれば、それこそが彼の情熱だったことが判るはずだ。今作にはジェフが書いた曲も収録している。ヴォーカル・テイク以外ほぼ完成に近い状態のものもあったから、そいつを仕上げたのさ。他にも彼の手による曲があるから、いつかまた彼の曲をレコーディングする時がくるかもしれない」。

また、ケリー・キング(g)は今作に関してこう語っている。「今作は、トムとポール、そして俺のそれぞれのアイデアをテーブルに乗せて、互いにコラボレートしながら、究極的なヘヴィさを作り上げていった。今作にリード・ギターで参加したゲイリーも凄かったよ。彼が弾くリード・パートを、たった1日でやり遂げたんだからな。あいつは狂ってるよ!」

常に衝撃的なアルバム・ジャケットを発表しているスレイヤーだが、今作も変わらず強力なインパクトを持つジャケットに仕上がっている。このアートワークを手掛けたのは、ブラジルのアーティスト、マルセロ・ヴァスコで、トム・アラヤとケリー・キングとのコラボレーションによって生まれた作品だ。トム・アラヤはこうコメントする。「ジャケットに関しては、様々なアイデアが実際にあったんだけど、その中でもマルセロがベストだと感じだんだ。俺達からちょっとした提案を付け加えて、出来上がったのがこの最高なアートワークってわけさ」。
●『Repentless』

01. Delusions Of Saviour
02. Repentless
03. Take Control
04. Vices
05. Cast The First Stone
06. When The Stillness Comes
07. Chasing Death
08. Implode
09. Piano Wire
10. Atrocity Vendor
11. You Against You
12. Pride In Prejudice

[日本盤用ボーナス・トラック]
13. ウォー・アンサンブル (ライヴ・アット・ヴァッケン)
14. ブラック・マジック (ライヴ・アット・ヴァッケン)