アルバム『Repentless』は日本、海外ともに9月11日発売。日本盤は通常盤のほか、Blu-ray付スペシャル・エディション、DVD付スペシャル・エディションもあり。スペシャル・エディションのボーナス・ディスク(DVD、Blu-ray)には、2014年に行われたWacken Open Airフェスティヴァル出演時のライヴ映像の他、今作のアルバム・メイキング映像などが収録される予定です。リリース元は海外はNuclear Blast、日本はワーナーミュージックジャパン。
2014年3月に行われたスタジオ・セッションでスレイヤーは新曲をレコーディングし、同年4月に、ファンへのプレゼントとして最新曲「インプロード(原題: Implode)」をフリー・ダウンロードで公開したのだが、その後同年9月から翌1月の間に、LAにあるHenson Studiosにてレコーディングを続け完成させたのがこの最新作『リペントレス』だ。昨年公開した新曲「インプロード」も今作に収録されているが、9月以降のレコーディング・セッションにて新たにレコーディングされたヴァージョンとなっている。また、車のコマーシャル用に提供していたインストゥルメンタル楽曲「ホエン・ザ・スティルネス・カムズ(原題: When The Stillness Comes)」も新たにレコーディングし直し、ヴォーカルを追加したものが収録されている。再び世界を恐怖と混乱、そして堕落が支配するスレイヤー・ワールドに落とし込むべく投下される全12曲からなるこの最新作は、究極のブルータリティ、そして地獄のようにヘヴィで雷のようなスピードが暴れまわる、スレイヤーにしか成しえないスラッシュ・メタル・サウンドが渦巻く作品だ。
今作『リペントレス』は、スリップノットやサウンドガーデン、デフトーンズらを手掛けるプロデューサー、テリー・デイトと初めてタッグを組み制作された作品だ。また今作は、2001年の『ゴッド・ヘイツ・アス・オール(原題: God Hates Us All)』以降、ドラマーのポール・ボスタフが再びスレイヤーのレコーディング・メンバーとして加わった作品であり、初めてゲイリー・ホルト(g)がレコーディングに参加した作品でもある。何より重要な要素は、スレイヤーにとって初めて、創立メンバーの一人であり、2013年に残念ながらこの世を去ってしまったジェフ・ハンネマン(g)がいない作品である、という点だ。しかし、今作にはジェフの手による楽曲も収録しているという。
01. Delusions Of Saviour 02. Repentless 03. Take Control 04. Vices 05. Cast The First Stone 06. When The Stillness Comes 07. Chasing Death 08. Implode 09. Piano Wire 10. Atrocity Vendor 11. You Against You 12. Pride In Prejudice