9月15日発売のレコード・コレクターズ10月号の特集は「ポール・マッカートニー『タッグ・オブ・ウォー』『パイプス・オブ・ピース』」。またパブリック・イメージ・リミテッドの特集も掲載されます
●『レコード・コレクターズ 2015年 10 月号』
【特集】 ポール・マッカートニー『タッグ・オブ・ウォー』『パイプス・オブ・ピース』
ポール・マッカートニーがウィングス解散後に発表した2枚のアルバム『タッグ・オブ・ウォー』と『パイプス・オブ・ピース』の“アーカイヴ・コレクション"シリーズがリリースになります。前者にはスティーヴィー・ワンダーとの「エボニー・アンド・アイヴォリー」や亡くなったジョン・レノンへの追悼曲も収録。後者にはマイケル・ジャクソンとの「セイ・セイ・セイ」などの豪華な共演も含み、共にジョージ・マーティンのプロデュースで充実したアルバムが残されました。“スーパー・デラックス・エディション"に収録された印象的なヴィデオ・クリップの数々からも、1980年代のポールの魅力が蘇ります。
■ グラフィック・ステーション(鯉沼孝行)
■ ポールお気に入りのリゾートと『タッグ・オブ・ウォー』(井上ジェイ)
■ バンドからソロへ──現在のポールへとつながる2枚のアルバム(速水丈)
■ レコスケくん<『パイプス・オブ・ピース』はお荷物か?>の巻(本秀康)
■ 飽くなき探究心で挑んだ豪華客演陣とのコラボレーション(萩原健太)
■ MTV開局と同時にピークを迎えていたポールの映像熱(長谷川町蔵)
■ 全曲ガイド+スーパー・デラックス・エディション紹介
『タッグ・オブ・ウォー』(安田謙一)
『タッグ・オブ・ウォー~スーパー・デラックス・エディション』(犬伏功)
『パイプス・オブ・ピース』(森山直明)
『パイプス・オブ・ピース~スーパー・デラックス・エディション』(森山直明)
【特集】 パブリック・イメージ・リミテッド
パブリック・イメージ・リミテッド(PiL)は1978年にセックス・ピストルズから脱退したジョン・ライドンが、友人だったジャー・ウォブル、キース・レヴィンらと結成。レゲエやジャーマン・ロックなどにも影響を受け、ポスト・パンク~ニュー・ウェイヴの時代の中で、最も先鋭的なサウンドを聞かせるバンドの一つとして高い評価を得ました。メンバーが激しく入れ替わりながらもライドンは活動を続けますが、1992年にバンドは解散します。しかし、2009年には旧メンバーを中心に活動を再開、2012年にリリースした20年ぶりのアルバムに続く今回の新作でも、エネルギーに溢れたサウンドを聞かせてくれています。
■ ジョン・ライドン・インタヴュー~新作のコンセプトは、“いま世界が必要としていること…"だ(大鷹俊一)
■ PiLヒストリー(小野島大)
■ 不屈の芸人根性で築いてきた永遠のニュー・ウェイヴ(和久井光司)
■ パブリック・イメージ・リミテッド・ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(行川和彦)
シングル/オリジナル・アルバム未収録音源(真保安一郎/紙ジャケ探検隊)
■ 歴代メンバー/関係者名鑑(坂本理)
ほか