10月1日から4日にかけて神奈川・相模女子大学グリーンホールにて開催される<爆音映画祭 in 相模大野>。全ラインナップが明らかに。
●「地獄の黙示録 劇場公開版」 10/3(sat) 13:00〜
1979 年/147 分/アメリカ
監督・製作・脚本・音楽:フランシス・
フォード・コッポラ/出演:マーロン・
ブランド、マーティン・シーン、デニス・
ホッパー、ロバート・デュバル
提供:吉祥寺バウスシアター
配給:boid
Media:Blu-ray
巨匠フランシス・F・コッポラによる戦争映画の名作。2016年初春リバイバルロードショーを予定しており、それに先立つ爆音上映となる。鳴り響く「ワルキューレの騎行」や、F-5戦闘機やUH-1ヘリコプターの出撃音や、ナパーム弾の爆撃音。爆音上映でどんな音になるのか期待しないわけにはいかない。
※「地獄の黙示録 劇場公開版」のみ、当日1,800円(前売り1,300円 ※9月11日(金)発売開始)
●「THE COCKPIT」 10/2(fri) 19:30〜
※関係者によるトークを予定。
2014 年/64 分/日本
監督・編集:三宅唱
協力:SUMMIT
企画:愛知芸術文化センター
出演:OMSB(from SIMI LAB)、Bim(from THE OTOGIBANASHI'S)、Hi’Spec(from SIMI LAB)、VaVa(from CDS)、Heiyuu(from CDS)
配給:PIGDOM
Media:Blu-ray
小さな部屋で遊びから始めた行為がいつの間にか作品になって、やがて大きな場所へ広がってゆく。そんな自分たちの日常と地続きの創作。『THE COCKPIT』はそれを記録することで、同じようにわたしたちの日常と創作とを繋いでみせる。二日間の作曲過程を記録し、本作のなかでしか聴けない曲「Curve Death Match」が完成した。
●「5windows」 10/2(fri) 17:30〜
※シミラー・バット・ディファレントと併映
2012 年/40 分/日本
監督・脚本:瀬田 なつき
音楽:蓮沼執太/提供:boid
出演:中村ゆりか、斉藤陽一郎、長尾寧音、染谷将太
Media:Blu-ray
夏のある日、ある瞬間。黄金町に居合わせたリク、トモオ、ヨシクラ、ユキ。それぞれの目線から語る4つの「あの日、14時50分」。そして5つ目、いつしか4人は橋の上で小さくすれ違う。交錯するその瞬間、それぞれの過去と未来、幻想、記憶、そしてあったかもしれない現在が複雑に絡み合う。
●「シミラー バット ディファレント」 10/2(fri) 17:30〜
※5windows+5windows Mountain Mouthと併映
2013 年/25 分/日本
監督・脚本:染谷 将太
共同脚本:瀬田 なつき
プロダクション:MIXVOXXXX
音楽:渡邊 琢磨
出演:染谷将太、平野鈴、bim、岡本英之、佐藤幸子、影山祐子、武井麻里子
Media:Blu-ray
とある女と男。車の中、部屋の中と、同し?時間と空間を共有するふたりは、ある朝にそれそ?れの道へと歩いていく。お互いに旧友と再会するも、もの憂け?な表情を浮かへ?る女と、と?こか心ここに在らす?といった男。綾織りのように絡み合う人間関係か?、タハ?コの灯りに照らされなか?ら描かれる。
●「マトリックス」 10/4(sun) 15:40〜 ※初爆音上映
1999年/136分/アメリカ
監督・脚本:ラリー・ウォシャウスキー、
アンディ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス/ローレンス・
フィッシュバーン/キャリー=アン・モス
提供:boid/Media:Blu-ray
日本のアニメーションにも影響を受けた近未来SF大作。サイバーパンクの要素も取り入れ、現実世界と仮想現実を行き来する斬新な映像表現が話題となった。アカデミー賞の音響賞を受賞するなど音響には定評があり、爆音上映での迫力に期待できる
●「パプリカ」 10/4(sun) 13:30〜
2006年/90分/日本
監督・脚本:今 敏
アニメーション制作:マッドハウス
原作:筒井康隆
音楽:平沢進
提供:M.M.C
Media:DVD
夢を共有する装置“DCミニ”で夢に入り込み、夢を犯すテロリストに立ち向かう夢探偵“パプリカ”の活躍を描くファンタジー・アニメ。原作は筒井康隆による同名の長編SF小説。監督は世界の映画祭で数々の受賞歴を持ち、高く評価される今 敏。音楽は、P-MODELでデビューし、常に時代に先駆けた姿勢で音楽活動を行い、音楽業界内外のさまざまなアーティストたちへ影響を与え続けている平沢進。
●「ゆらゆら帝国 2009.04.26 LIVE @日比谷野外音楽堂」 10/4(sun) 18:30〜
2010 年/95分/日本
監督:大根仁
出演:ゆらゆら帝国
提供:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
Media:Blu-ray
2009年4月26日、日比谷野外大音楽堂で行われた、ゆらゆら帝国結成20周年記念ライブ『20th Anniversary "LIVE2009"in YAON』の映像。監督は大根仁。緩やかに大らかに、激しく空気を揺らす、ディスクに収まりきるはずもない彼らの音楽。東京の空と街に向かって演奏されるそれは、さらにその先へと視界を広げる。
●「男達の別れ 98.12.28 @赤坂BLITZ」 10/3(thu) 19:30〜、10/3(sat) 19:20〜 ※初爆音上映
2005年/130分/日本
制作:川村ケンスケ
サウンド:zAk
提供:ユニバーサル ミュージック
Media:DVD
ベースの柏原譲の脱退に伴う「男達の別れ」ツアーの1998年12月28日に赤坂BLITZで行なわれたフィッシュマンズのライブ映像。翌年3月にボーカリストの佐藤伸治が急逝したため、このライブはフィッシュマンズとしての実質的なラスト・ライブとなった。90年代の日本の音楽シーンで独特な存在感を放ち続け、今なお色褪せないフィッシュマンズの普遍的な音楽性が凝縮されている。
●「グランギニョル未来2014」 10/3(sat) 16:30〜 ※初爆音上映
※上映後トーク
ゲスト:椹木野衣、飴屋法水、
山川冬樹(予定)
原案・演出・出演:飴屋法水
原案・脚本:椹木野衣
音響:zAk
写真撮影:ホンマタカシ
出演:山川冬樹、笹久保伸、Phew他
撮影・編集:河合宏樹、森重太陽、
梶山紘二、近江浩之、瀬川功仁
Media:Blu-ray
2014年8月に横浜で行われた演劇公演の記録映像。1985 年に起きた日本航空 123 便御巣鷹山墜落事故と3・11 以後、原発事故を経てアンコントロールになりつつも、かろうじて異様な日常を取り戻しつつある現在の日本の姿を重ねる。21世紀という、いまだ正体の見えない「未来」のための新たな残酷劇(グランギニョル)。
今回、5つのカメラで多角的に撮影された映像を『ほんとうのうた朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って』の河合宏樹らが、爆音上映用に特別に編集し、本演劇公演の真相を切り取る。
☆「爆音上映」とは
爆音上映とは通常の映画用の音響セッティングではなく、音楽ライヴ用のスピーカーを増設するなど音響セッティングをフルに使い、音量や音質も上映する映画・映像に合わせて綿密に調整し、大胆かつ繊細な大音響の中で映画を観・聴く上映です。
映画・映像の中のかすかな物音も聴こえるほど大音量でギリギリまで洗練された音響設定によって、鑑賞者の音響に対する聴覚だけでなく映像に対する視覚まで も鋭敏にさせ、通常の映画館では体験できない聴覚・視覚体験が可能となり、若い世代を中心に人気の上映となっています。
●<爆音映画祭 in 相模大野>公式サイト
http://hall-net.or.jp/01greenhall/bakuon/index.html