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ビーチ・ハウスが新曲「PPP」「Beyond Love」「Sparks」を公開

2015/08/10 14:01掲載

Beach House / Depression Cherry

米ボルチモアのドリームポップ・デュオ、ビーチ・ハウス（Beach House）が新曲「PPP」「Beyond Love」「Sparks」を特設サイトにて公開。「Single Finder」という企画ページで聴けます。このページではデュオが過去に発表した楽曲のリストを掲載、その中から3曲を選ぶとそのセレクトにマッチした新曲として「PPP」「Beyond Love」「Sparks」のいずれかが聴けるという仕組みです。

「PPP」と「Beyond Love」がフル試聴できるのはこれが初。これら楽曲は新アルバム『Depression Cherry』に収録。発売は海外で8月28日、日本で8月29日。リリース元は米国はSub Pop Records、欧州はBella Union。

●特設サイト内「Single Finder」ページ
http://www.beachhousebaltimore.com/single-finder/

スタジオ・アルバムの発表は2012年の『Bloom』以来、3年ぶり。通算5作目。プロデュースはメンバー2人（ヴィクトリア・ルグラン、アレックス・スカリー）と長年のコラボレーターであるクリス・コーディー（Future Islands, Wavves）が担当。レコーディングは米ルイジアナ州ボガルーサにあるスタジオにて行われています

以下は以前に公開された音源

「Sparks」

以下、プレスリリースより

いままでの成功と共に制作の場、ステージが大きく広がり自然と音も大きくなり、元にいた位置、自分たちの音楽性とは遠いところに辿り着いてしまったという。だが「この業界で商業的に求められている立ち位置を無視して進化していきたい」とコメント。
今作はバンド自身とUSインディ・バンドのレコーディングには欠かすことのできない名プロデューサー、クリス・コーディーによりプロデュースされ、アメリカはルイジアナでレコーディングが行われたとのこと。
また、アルバムの内容やテーマを表すクオートとして日本人の人気女性作家、よしもとばななさんの作品「キッチン」からの一文が引用されています。

"私はもうここにはいられない。刻々と足を進める。それは止めることのできない時間の流れだから、仕方ない。ひとつのキャラバンが終わりまた次がはじまる。また会える人がいる。２度と会えない人もいる。いつの間にか去る人、すれちがうだけの人。私はあいさつを交わしながら、どんどん澄んでゆくような気がします。流れる川を見つめながら、生きねばなりません。"

●『Depression Cherry』

01 Levitation
02 Sparks
03 Space Song
04 Beyond Love
05 10:37
06 PPP
07 Wildflower
08 Bluebird
09 Days of Candy