ラスカルズのフェリックス・キャヴァリエ、79年ソロ作『Castles in the Air』が紙ジャケ再発

ラスカルズ（The Rascals）の中心人物であったフェリックス・キャヴァリエ（Felix Cavaliere）が1979年に発表した3rdソロ・アルバム『Castles in the Air』。近年は廃盤状態であったブルー・アイド・ソウル／AORの好盤が、生産限定紙ジャケット仕様で6月27日に発売。

本作は、ラスカルズ時代の名曲「PEOPLE GOT TO BE FREE （自由への賛歌）」の再演ヴァージョンも含めた全10曲入り。アルバムには、後期ラスカルズにも参加していたフルムーン、ラーセン＝フェイトン・バンドのバジー・フェイトン（G）、ちょうど24丁目バンドを始動させていたハイラム・ブロック（G）、ウィル・リー（B）、スティーヴ・ジョーダン（Dr）の3人、さらにマーカス・ミラー（Ｂ）、ランディ・ブレッカー（Horn）らが参加。持前のソウル・フィールはライトに、ディスコ風なアレンジも冴え渡ったAORファンにはストライクな好盤。

●『Castles in the Air』

1. GOOD TO HAVE LOVE BACK 愛が帰る時
2. ONLY A LONELY HEART BREAKS ロンリー・ハート
3. ALL OR NOTHING オール・オア・ナッシング
4. CASTLES IN THE AIR キャッスル・イン・ジ・エアー
5. PEOPLE GOT TO BE FREE 自由への賛歌
6. DANCIN' THE NIGHT AWAY ダンシン・ザ・ナイト・アウェイ
7. LOVE IS THE FIRST DAY OF SPRING 愛は春のはじめに
8. OUTSIDE YOU WINDOW アウトサイド・ユア・ウィンド
9. DON'T HOLD BACK YOUR LOVE ドント・ホールド・バック・ユア・ラヴ
10. YOU TURNED ME AROUND ユー・ターンド・ミー・アラウンド