『ガンバの冒険』のタイトルでTVアニメ化もされた、斎藤惇夫の児童小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』が3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』として復活。新たに特報映像が公開されています。
制作は『ALWAYS 3丁目の夕日』や『STAND BY ME ドラえもん』などを手掛けた映像制作会社の白組が担当。脚本はドラマ『リーガルハイ』などで知られる古沢良太が担当、古沢がアニメーション作品の脚本を手掛けるのは今回が初めて。
劇場公開は2015年10月10日
以下、インフォメーションより
6月13日(土)から劇場に掲出されるティザーポスターでは、原作本の表紙を飾っている藪内正幸氏のイラストの構図をそのままに、本作で新たにデザインされたCGのキャラクターたちをコラージュしたビジュアルとなっています。まるで画の世界から飛び出してくるかのような躍動感あふれるポスターは、原作ファンはもちろん、大人から子どもまでワクワクすること間違いなし!
「仲間って、勇気」の言葉が示す通り、1人1人は小さいけれど、仲間との友情のために力を合わせて大きな敵に立ち向かう勇気と感動の冒険物語が、この秋スクリーンに登場します!

原作本 イラスト

映画 ティザーポスター
企画構想から15年、製作期間10年、総製作費20億円にも及ぶ本プロジェクトの原作となったのは、児童小説の金字塔と謳われる「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著、岩波書店)です。
1972年の刊行以来、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語は、テレビアニメや劇団四季によるミュージカル公演など様々なメディアで多くの人に勇気と感動を与えてきました。映像としては、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来、実に24年ぶりに、白組のトップクリエイター達がガンバたちの縦横無尽な大冒険活劇の新たな創造に挑みます。
またこの度、白組の他にも数々の世界のトップクリエイターが参加している本プロジェクトに、日本が誇るトップアートディレクター・森本千絵が加わることも決定しました!
【コメント】
●森本千絵(コミュニケーション・ディレクター)
臆病な幼き頃、「ガンバの冒険」を見てガンバとその仲間に勇気をもらってたことを思い出す。あれから何年経ったのだろうか。今の子どもたちにも、冒険してもらいたい。小さくたって、弱くたって問題ない。仲間がいれば誰だって前に進める。忘れかけていた勇気と仲間のこと、それを今だから伝えたい。残したい。そう思って、わたしもこの作品の仲間に入れてもらいました。
エンディングの映像も担当させていただきます。観終わったあと、新しい現実の世界へ誘う一歩手前の力になれたらと。白組の皆さんと丁寧に愛をもって制作させていただきます。その制作過程からわたしも再び、冒険がはじまったのだとわくわくしています。
世界中の子どもたちと、元子どもたち、そして動物たちをも楽しんでくれるような作品となりますように。
●斎藤惇夫(原作)
半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今に甦るのか、子どものように胸踊らせながら公開の日を待っています。
http://www.toei.co.jp/release/movie/1205811_979.html
©SHIROGUMI INC., GAMBA Inspired by Masayuki Yabuuchi