米ボルチモアのドリームポップ・デュオ、
ビーチ・ハウス(Beach House)が新アルバム『Depression Cherry』を海外で8月28日発売。リリース元は米国はSub Pop Records、欧州はBella Union。
スタジオ・アルバムの発表は2012年の『Bloom』以来、3年ぶり。通算5作目。プロデュースはメンバー2人(ヴィクトリア・ルグラン、アレックス・スカリー)と長年のコラボレーターであるクリス・コーディー(Future Islands, Wavves)が担当。レコーディングは米ルイジアナ州ボガルーサにあるスタジオにて行われています
以下、プレスリリースより
いままでの成功と共に制作の場、ステージが大きく広がり自然と音も大きくなり、元にいた位置、自分たちの音楽性とは遠いところに辿り着いてしまったという。だが「この業界で商業的に求められている立ち位置を無視して進化していきたい」とコメント。
今作はバンド自身とUSインディ・バンドのレコーディングには欠かすことのできない名プロデューサー、クリス・コーディーによりプロデュースされ、アメリカはルイジアナでレコーディングが行われたとのこと。
また、アルバムの内容やテーマを表すクオートとして日本人の人気女性作家、よしもとばななさんの作品「キッチン」からの一文が引用されています。
"私はもうここにはいられない。刻々と足を進める。それは止めることのできない時間の流れだから、仕方ない。ひとつのキャラバンが終わりまた次がはじまる。また会える人がいる。2度と会えない人もいる。いつの間にか去る人、すれちがうだけの人。私はあいさつを交わしながら、どんどん澄んでゆくような気がします。流れる川を見つめながら、生きねばなりません。"