キューバ音楽最大の奇跡はまだ続く。キューバ音楽ドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)』の続編が制作されることに。ハリウッド・エンタメ系情報サイトのDeadlineが報じています。
映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』は、ライ・クーダーがプロデュースした同名アルバムの制作が元となった作品。かつて第一線で活躍していたものの、時代と共に忘れさられてしまったキューバのヴェテラン歌手や音楽家たちをスタジオに集め演奏したというシンプルなコンセプトは当時大きな話題を呼びました。
1999年にはヴィム・ヴェンダース監督によって映画化。キューバの老ミュージシャン一人一人の来歴、演奏・収録シーン、キューバの光景を織り交ぜたドキュメンタリー作品となっています。
続編は『Buena Vista Social Club Adios』のタイトルで、監督は『津波そして桜』などのルーシー・ウォーカー。今年7月より撮影がスタートし、2016年に公開される予定です。続編は前作に登場したミュージシャンのその後を追った内容になるようです