U2やピーター・ガブリエル、ボブ・ディラン、ニール・ヤングなどのアルバムを手掛けたプロデューサーとしても知られるシンガーソングライターの
ダニエル・ラノワ(Daniel Lanois)。アイルランドの音楽誌Hot Pressによれば、今後は自身の音楽に焦点を合わせるためにプロデューサー業から身を引く考えを持っているようです。
「私はこれまで他人の人生に大きく貢献をしてきた。それをすることはうれしかったし、人々に手を貸すことが好きだったので、多くを助けてきた。非常に優れたレコードも作れたし幸運だった。だけれども、ただ長い間それをしているだけです。私自身は自分に“クソ、何やってんだ俺?”って自問しなくてなりませんでした。私は音楽プロデューサーとして学校に行ったわけでもない。もともとはミュージシャンです。意識的に決断を下したわけではありません。今は新たな時代に移る時です。私は本当に2年間ベルリンで(プロデューサーの)椅子に座る必要があると思いますか?」