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フィル・マンザネラ、自身が生み出したギター・リフの弾き方を自ら教えるハウ・トゥ・プレイ映像を公開

2015/03/24 02:25掲載
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Phil Manzanera / The Sound of Blue
Phil Manzanera / The Sound of Blue
ロキシー・ミュージック(Roxy Music)での活躍でも知られるフィル・マンザネラ(Phil Manzanera)。自身が生み出したギター・リフの弾き方を自ら教えるHow to play映像が公開。教えているのは「K-Scope」のギター・リフ。このリフは、カニエ・ウェストとジェイ・Zのコラボ作『Watch the Throne』に収録された「No Church in the Wild」にてサンプリング使用されています。マンザネラは新アルバム『The Sound of Blue』でこの「No Church in the Wild」をカヴァーしており、今回の映像はアルバムのリリースにあわせて公開されています



アルバムは日本(SHM-CD+紙ジャケット仕様)で4月29日、海外で3月31日に発売。リリース元は海外は自身のレーベルExpression Records、日本はヴィヴィド サウンド。

自身によるセルフ・プロデュースで、マスタリングにはピンク・フロイド(Pink Floyd)作品で知られるレコーディング・エンジニア/プロデューサーとしても知られるアンディ・ジャクソン(Andy Jackson)が担当。レコーディングには、元ロキシー・ミュージックのアンディ・マッケイ(Andy Mackay/sax, VCS3)やソニア・ベルナルドらも参加しています。

本作はインストゥルメンタル中心で構成された作品で、9曲のインストゥメンタル・トラックに加え、カニエ・ウェストとジェイ・Zのコラボ作『Watch the Throne』に収録された「No Church in the Wild」(マンザネラ「K-Scope」のギターリフをサンプリング使用)のカヴァーも収録します

以下、フィル・マンザネラからのメッセージ

“この新しいインストゥルメンタル・ナンバーで構成されたアルバムを制作する時、それぞれのナンバーの為にある種の可能性が秘めた物語を考えました。 その為に『ザ・サウンド・オブ・ブルー』と題したアルバムを制作している間、私は何年も再訪することが出来なかったおいで深い土地での記憶や自分自身の当時の感情を呼び起こし始め、10の楽曲に投影することにしました。 幼少期に過ごしたラテン・アメリカのコロンビアのマグダレーナとベネズエラのカラカス、 コロンビア出身の私の母、 1970年代前半の初期のロキシー・ミュージックで活動していた時の目がくらむような疾走する日々、 音楽的視野を拡げる為に旅した時に滞在したスウェーデンのハルムスタッドとスペインのトラムンタナ、 1960年代の幼児期、イギリスのコーンウェルで過ごしていた時に近くにある美しい岬のローズマリオン・ヘッドを探検した日々、 さらに世界的なヒップ・ホップ・アーティストの2人のスターが私のサウンドをサンプリングし、想像もできないアプローチで楽曲に使用してくれた・・・ この私のニュー・アルバム『ザ・サウンド・オブ・ブルー』はそんな私のこれまでに体験した記憶の短編映画のサウンドトラックであり、それは私の音楽で表現した自叙伝といえるものです“ 2015年2月10日火曜日 フィル・マンザネラ
●『The Sound of Blue』

1. Magdalena
2. 1960 Caracas (ft. Sonia Bernardo)
3. The Sound of Blue
4. Rosemullion Head
5. Halmstad
6. Tramuntana
7. High Atlas
8. Mi Casa
9. In Conversation with Andy MacKay
10. No Church in the Wild (ft. Sonia Bernardo)