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館長は庵野秀明。「特撮」をテーマにした展覧会<館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技>が開催決定

2012/05/10 11:14掲載(Last Update:2012/05/10 20:38)
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館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
館長は庵野秀明。「特撮」をテーマにした展覧会<館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技>が東京都現代美術館にて7月10日より開催。同展覧会でハ庵野が企画、博物館副館長である樋口真嗣監督がメガホンをとるスタジオジブリ最新短編映画「巨神兵東京に現わる」が特別上映されます。

「エヴァンゲリオン」シリーズをはじめ、数々の作品でファンを魅了してきた監督・庵野秀明。その創作活動の原点であり、多大な影響を与えてきたのが、幼少期からこよなく愛してきた「特撮」でした。

円谷英二が始めた日本の特撮は、精巧なミニチュアで作られた町や山や海を舞台に、怪獣やヒーローやスーパーマシンたちが活躍し、見る者をワクワクさせてきました。しかし現在、特撮は、デジタル技術の発展と共に形を変え、その価値を見直す岐路に立たされていると言えます。それとともに、特撮の語り部であり、貴重な財産であるミニチュアや小道具などは、破棄され、あるいは散逸し、失われつつあります。

本展覧会は、特撮のこうした状況を何とかしたいとかねてから考えてきた庵野秀明が、「館長」となって「博物館」を立ち上げた、というコンセプトのもとで開催。会場では、数々の映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画などさまざまな資料約500点を一堂に集めて展示し、それらを担ってきた作り手たちの技と魂を伝えます。そして、日本が世界に誇る映像の「粋」、特撮の魅力に迫ります。


<館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技>
会期:7/10(火) 〜 10/8(月・祝)
休館日:月曜日
(ただし、7月16日、8月13日・20日、9月17日・24日、10月1日・8日は開館。7月17日、9月18日は休館。)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
会 場:東京都現代美術館 企画展示室 1F・B2F
観覧料:一般 1,400円(1,300円) | 中高生 900円(800円) | 小学生 400円(300円)
企画制作協力:スタジオジブリ / 三鷹の森ジブリ美術館
館 長:庵野秀明
副館長:樋口真嗣

●公式サイト
http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/