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坂本龍一や押井守らが出演するドキュメンタリー『1984〜不朽のSF小説から生まれる過去・現在・未来〜』がWOWOWで12/27放送

2014/12/23 23:08掲載
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WOWOW - 国際共同制作プロジェクト 1984〜不朽のSF小説から生まれる過去・現在・未来〜
WOWOW - 国際共同制作プロジェクト 1984〜不朽のSF小説から生まれる過去・現在・未来〜
坂本龍一押井守らが出演するドキュメンタリー『1984〜不朽のSF小説から生まれる過去・現在・未来〜』がWOWOWプライムにて12月27日(土)午後1時より放送。

●『国際共同制作プロジェクト 1984〜不朽のSF小説から生まれる過去・現在・未来〜』
12/27(土)午後1:00 WOWOW プライム

<番組紹介/解説>
村上春樹やマイケル・ムーアなど世界中に影響を与え続けるSF小説「1984年」。その舞台から30年、いま監視社会はどうなっているのか?世界の巨匠が未来を予測!

オーストラリアとの国際共同制作プロジェクト作品。イギリスの作家、ジョージ・オーウェルが1948年に執筆した「1984年」。映画、音楽、文学、アートなどに多大なる影響を及ぼし続ける、ディストピアSF小説の金字塔だ。テレビと監視カメラが一体となった装置“テレスクリーン”、絶対的な支配者“ビッグブラザー”、“戦争は平和”などの造語を駆使し、世界中の読者に衝撃を与えてきた作品である。全体主義国家による極端な監視統制社会下で洗脳や拷問を受け抑圧され続ける主人公の男女の運命から「自由」や「表現」の意味を問い掛ける。

番組では、オーウェルが描ききれなかった、主にITの利用による“見えない”監視社会が進む現状に、日本を代表する“表現者”坂本龍一や押井守、映画『1984』の監督として知られるマイケル・ラドフォードら世界のトップクリエイターやジャーナリストへの現場取材から肉薄。小説の舞台となった1984年から30年を経た現代社会の真の姿をあぶり出し、未来の社会を予測する。

<」内容/物語>
1948年にジョージ・オーウェルが、監視社会に生きる人々の苦悩を著した小説「1984年」は、いまも世界中に影響を与えている。マイケル・ムーアは映画『華氏911』でその一節を引用し、村上春樹はこの小説に触発され「1Q84」を執筆した。番組では坂本龍一や押井守がオーウェルの世界、その魅力を語る。さらに映画『1984』で、原作を忠実に再現したことで知られるマイケル・ラドフォード監督が登場。

小説の舞台から30年を経た現実の世界では、インターネットの利用記録が無断解析されるなど、オーウェルには描ききれなかったITによる監視が着々と進んでいる。そんな“見えない”監視の恐怖を、ラドフォードが自ら現場取材。国際社会を震撼させたITメディアの関係者へ対談を試みる。また、イギリス・ガーディアン紙の風刺漫画家らが“2050年の世界”を独自予想。クリエイターを通してこそ見えてくる“表現の自由”の意味と未来社会の姿に迫る。

<出演>
押井守
坂本龍一
ジェイコブ・アッペルバウム(ウィキリークス)
マーティン・ローソン(風刺漫画家)
マイケル・ラドフォード(映画監督)
ライアン・ギャラガー(ジャーナリスト)
ナレーション:磯部勉

<スタッフ>
共同制作:ワイルドベア・エンターテイメント(オーストラリア)

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。プロモ映像もあり
http://www.wowow.co.jp/documentary/1984/