![ジョン・コルトレーン「至上の愛」の真実[新装改訂版] (スピリチュアルな音楽の創作過程)](https://amassing2.sakura.ne.jp/image/jacket/large/2014b/39256.jpg)
ジョン・コルトレーン「至上の愛」の真実[新装改訂版] (スピリチュアルな音楽の創作過程)
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)の『至上の愛(A Love Supreme)』の誕生50周年記念出版として、ジャズ本名著の新装版『ジョン・コルトレーン「至上の愛」の真実[新装改訂版] (スピリチュアルな音楽の創作過程) 』が10月10日にDU BOOKSから発売。
●『ジョン・コルトレーン「至上の愛」の真実[新装改訂版] (スピリチュアルな音楽の創作過程)』
アシュリー・カーン (著), 川嶋文丸 (翻訳)
<内容紹介>
アルバム誕生50周年記念出版!
神にささげられた究極の「音」とは、いったい何だったのか?
400人近い関係者からの証言を織り込みながら、
ミュージシャンとして成長する過程も描く決定版。
※本書は『A Love Supreme-The Story of John Coltrane's Signature Album / Ashley Kahn』 (A Penguin Book刊行、2002年)の翻訳書であり、
『ジョン・コルトレーン『至上の愛』の真実』(音楽之友社刊、2006年)の新装改訂版です。
<目次> 序文――エルヴィン・ジョーンズ
イントロダクション
第1章 マイルス以前、マイルス以後
第2章 黄金のカルテット
インパルス・レコード クリード・テイラーの構想
第3章 1964年12月9日:『至上の愛』の創造
ルディ・ヴァン・ゲルダー
第4章 1964年12月10日:『2回目のセッション、勝利の年』
詩と祈り
海辺の組曲
第5章 アヴァンギャルド~善なるものへ向かう力
第6章 脈々と受け継がれる『至上の愛』
その後のインパルス・レーベル
エピローグ
轟音と一緒に過ごしたひととき――エルヴィンを悼んで
解説――藤岡靖洋
あとがき
ディスコグラフィ
参考文献v 原注
索引
翻訳 : 川嶋文丸(かわしま ふみまる)
1947年札幌生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。レコード会社BMGに勤務し、
ジャズの制作など主に洋楽の仕事に携わったのち、レコード・レーベル「カプリネット」
を設立、CDの企画制作、執筆・翻訳活動に従事する。訳書『クリフォード・ブラウン~天才トランペッターの生涯』(ニック・カタラーノ著、2003年)により
ミュージック・ペンクラブ賞を受賞。アシュリー・カーンの『マイルス・デイヴィス
「カインド・オブ・ブルー」の真実』『ジョン・コルトレーン「至上の愛」の真実』のほかに、
『ジョン・コルトレーン~私は聖者になりたい』(ベン・ラトリフ著、2008年)、
『ハード・バップ大学』(アラン・ゴールドシャー著、2009年)、
『ミンガス/ミンガス 2つの伝説』(ジャネット・コールマン&アル・ヤング著、2010年)などの訳書がある。
装丁 : 小野英作