HOME > ニュース >

ふろくは、キュートな打楽器「エレクトリック・スチールドラム 『大人の科学マガジン』9月29日発売

2014/09/25 09:34掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
大人の科学マガジン エレクトリック・スチールドラム (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ
大人の科学マガジン エレクトリック・スチールドラム (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ
ふろくは、キュートな打楽器「エレクトリック・スチールドラム」。9月29日発売の『大人の科学マガジン』では、トリニダード・トバゴで生まれた音程を奏でる打楽器「スチールドラム」を直径19センチの超小型サイズにしてふろくに。付属のピックアップをつけるとエレキ・スチールドラムにもなり、ピックアップからひろった振動を増幅し、トランスミッターでFM波にのせ、ラジオから音を出したり、アンプにつなげれば、エフェクターで音色も変えることもできます。

以下、大人の科学メールマガジンより

20世紀最後にして最大のアコースティック楽器発明といわれる「スチールパン」
をご存知ですか? 1939年にカリブ海に浮かぶ国、トリニダード・トバゴで生ま
れた金属打楽器で、職人がドラム缶をひたすらたたいて作り上げるキラキラとした美
しい音色のスチールパン。1枚の鉄板から、何種類もの音が出ることにも驚きますが、
作る職人によってその音色も様々。

 こんな美しい音がドラム缶から? 信じられない! と思われる方もいらっしゃるの
ではないでしょうか?

 あの音を手に入れたいけども、家に置くには大きすぎる(ドラム缶ですから)。し
かも、もともと職人が1個1個手作りするものなので、絶対数も少なく、ほかの打楽
器とは違って学校などにも置いていないのが現状〜〜、音は知っているけども、実際
たたいてみたことのない人が多いのではないでしょうか?

 そんなスチールパンを超小型にして1枚の板から金型プレス製作で量産しました!
大人の科学の本のサイズ、直径19センチと超小型なので、鳴る音は5音。初期のス
チールパン「ピンポンの音みたい」と、日本のスチールパン演奏の第一人者、あのヤ
ン富田氏も、かわいい! とおっしゃってくださいました。

 さらに今回は、そのミニパンから出る小さな音を増幅するためのピックアップをつ
け、エレキスチールドラムにもなるのです。

 ピックアップが鉄板の振動による磁場の変化をひろい増幅、トランスミッターでF
M波にのせラジオから音を出したり、有線でアンプから音を出し、エフェクターで音
色を変えたりできます。小さいけれど、さまざまな楽しみ方のできる、かわいいドラ
ムです。

 パンにつけるピックアップは、2個ついているのですが、実はもともと、今回のふ
ろくは打楽器につけるピックアップの企画が先行していました。ドラムピックアップ
の開発者である友田真吾さんの「エレキドラムをふろくに!」という提案が今回の開
発のきっかけとなったのです。このピックアップをドラムなどの打楽器はもちろん、
身の回りのヤカンやバケツなど、なんにでもつけてたたくとエレキパーカッションを
楽しむことができます! おもしろい音の体験は子どもたちも、子どものような大人
たちも大喜びです!

 発売日は9月29日(月)です。キュートなパンをぜひお楽しみに〜〜!


●『大人の科学マガジン』サイト内 作品ページ
http://otonanokagaku.net/magazine/vol42/index.html
●『大人の科学マガジン』
☆ふろく:キュートな打楽器! エレクトリック・スチールドラム
A4変型判/100ページ
発売日:2014年9月29日
価 格:3,300円(税別)
購入方法:全国書店ほか
発行元:学研教育出版