
Leonard Cohen / Popular Problems
レナード・コーエン(Leonard Cohen)の新アルバム『Popular Problems』が全曲フル試聴可。発売は日本で10月22日、英国で9月22日、米国で9月23日。リリース元はColumbia
または以下のURLのページで聴けます
http://www.npr.org/2014/09/15/347480040/first-listen-leonard-cohen-popular-problemsスタジオ・アルバムの発表は2012年の『Old Ideas』以来。通算13作目。。プロデューサーはパトリック・レナードで全9曲入り。
以下は以前に公開された映像
「Almost Like the Blues」のリリック・ビデオ
以下は国内盤のプレスリリースより
シンガー・ソングライター、詩人、小説家として活躍する重鎮レナード・コーエンの新作『オールド・アイディア』は80歳のバースデイ・リリース
レナード・コーエンといえば、グラミー生涯功労賞、ロックの殿堂入り、カナダ勲章の最高位であるコンパニオン認定され、2011年にはアストゥリアス皇太子賞の文学部門を受賞と数々の名誉に輝いているカナダ出身のシンガー・ソングライター、詩人、小説家として活躍する重鎮。その不変の価値を持つ詞や音楽などで、三世代にも渡って世界中の人々に影響を与え続けている稀有なアーティストだ。そのコーエンが、13作目のスタジオ・アルバム『ポピュラー・プロブレムズ』を80歳の誕生日の2日後の9月23日に発売することが決定した。
『ポピュラー・プロブレムズ』は、全英アルバム・チャートで第2位、全米アルバム・チャートで第3位を記録するなど、全世界で大ヒットとなった前作『オールド・アイディア』以来約2年半振りとなる新作。今作は、今まで以上に人間の夢の経路を掘り下げ、希望、絶望、哀しみ、喜びに新しい色調や疾走感をもたらす作品で、伝説的な彼の低音の声からは存在感と心の奥底深くから生まれる切迫感をこれまでになかったほどに轟かせた作品となる。米コロンビア・レコーズ(ソニー・ミュージック)の会長兼CEOを務めるロブ・ストリンガーは「レナード・コーエンは今回もまた、新しいクリエイティヴなインスピレーションによって、音楽の限界を超えた。これらの新曲9曲は比類なきスピリットを持ち、ひたすら崇高で画期的だ。私たちはマイルストーンを彼と共に祝うことができることを心から喜んでいる」とコメントをしている。なお、日本盤は10月22日に発売予定。深遠な歌詞を深く堪能するための対訳が付く。
コーエンが音楽家たちや俳優たちに与えた影響は計り知れないが、2008年3月にロックンロールの殿堂入りを果たした時には、ルー・リードが「(コーエンは)最も崇高かつ影響力の大きなレベルにいるソングライターのひとりである」と語っている。また、コーエンの楽曲は、ジェフ・バックリィ、ボブ・ディラン、ニーナ・シモン、ジョニー・キャッシュ、ルー・リード、トーリ・エイモス、ニック・ケイヴ、ジョーン・バエズ、ハリー・ベラフォンテ、ルーファス・ウェインライト、ザ・シビル・ウォーズをはじめ、何百人ものレコーディング・アーティストにカヴァーされてきた。コーエンの栄誉を称えるトリビュート・アルバムは、フランス、ノルウェー、カナダ、スペイン、スウェーデン、チェコ、南アフリカ、アメリカで発売されている。近年においても、2008年にはコーエンの「ハレルヤ」の3ヴァージョン(コーエン自身のオリジナル録音、ジェフ・バックリィのヴァージョン、『Xファクター』優勝者のアレクサンドラ・バークのヴァージョン)がイギリスのシングル・チャートに同時に登場するとともに、ヨーロッパ史上最速の売り上げの記録したデジタル・シングルとなっている。過去にロックンロールの殿堂入り、カナダの音楽殿堂入り、ソングライターの殿堂入りを果たした他、グラミー賞の生涯功労賞、アストゥリアス皇太子賞、生涯において芸術を通じて人類の状態を豊かにするたぐいまれな貢献を行った個人に与えられるグレン・グールド賞も受賞している。カナダ出身の彼は、カナダ勲章、カナダ勲章のコンパニオン(訳注:カナダ勲章の最高位)、ケベック国家勲章グランドオフィシエという、同国の民間人最高の栄誉にも輝いている。近年ライヴ・パフォーマンス活動への復帰を果たし、2008年から2013年にかけて世界中をツアーを敢行。31ヶ国470公演にわたって行われ400万人を動員し、その魅惑的な近年のパフォーマンスは「スピリチュアルな体験」と各方面で賞賛された。
伝説的なコーエンの80歳のバースデイ・リリースとなる新作『ポピュラー・プロブレムズ』に、期待が集まる。