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パブリック・イメージ・リミテッド 20年ぶりの新作『This Is PiL』が日本でも発売に

2012/04/25 21:11掲載
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Public Image Ltd / This Is PiL
Public Image Ltd / This Is PiL
ジョン・ライドン(John Lydon)率いるパブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Limited)。20年ぶりのニュー・アルバム『This Is PiL』が日本でも発売に。国内盤はEMI Music Japanからのリリースで、7月4日発売予定(海外:5月28日)

以下はプレスリリースの日本語訳
パブリック・イメージ・リミテッドが20年振りにニュー・アルバム『ディス・イズ・PiL(原題:This Is PiL)』を5月28日(日本盤は7月4日発売)にリリース。全12曲収録(トラックリストは下記参照)のこの作品は、PiL自らの出資によって自身のレーベルPiL Official からリリース。全曲コッツウォルズにあるスティーヴ・ウィンウッドが所有するスタジオで昨年にレコーディングされました。

ジョン・ライドン:「(タイトルにかけて)これがPiLだよ。PiL Official印のね。」

『ディス・イズ・PiL』について、ジョン・ライドンは以下のようにコメントしています。

“12曲。さてどれから話そうか。どれもこれもが私にとって特別だからね。「ワン・ドロップ」はフィンズベリー・パーク時代の、とても若かった頃についての曲だ。最高だね。ハロー!気分はすっかりティーンエイジャー!というところにご注目さ。実年齢はさておき、いつでも若くあるべきだよ。「ロリポップ・オペラ」はバックグラウンドノイズと英国讃歌と、そしてその両方が見事に一つになった美しい曲。「ザ・ルーム・アイ・アム・イン」はまあ、ドラッグと低所得者用住宅がテーマの曲だ。未だに悲劇は続いているんだよ。「アイ・マスト・ビー・ドリーミング」は、ああいう類いの政府に我慢していかなきゃならない身としては、こういうタイトルの曲があって当然だね。”

3月16日金曜日にクイーン・エリザベス・ホールで行われたBBC Radio 6 バースデー・セレブレーションでの記念すべきステージで、「ディーパー・ウォーター」と「ワン・ドロップ」の2曲の新曲を初披露した彼らは、続くロンドンのヘヴンで2回の極めてスペシャルなステージを行った際に更に多くの新曲をニュー・アルバムからピックアップ。
タイムズ紙は、「紛うことなくアートミュージック一色の夜だった。詰めかけた多くの観客も納得の内容だった。」とコメント。
「ワン・ドロップ」はBBC Radio 6、XFM、Absolute Radioで現在も依然としてエアプレイされています。

古今通じて最も斬新かつ影響力のあるバンドの一つとして広く知られているPiLの音楽性とビジョンは、彼らに5曲のUKトップ20シングルと5枚のUKトップ20ルバムをもたらしました。ユニークなサウンドを武器に、メンバーチェンジを行いつつ、1978年のデビューアルバム『パブリック・イメージ』から1992年の『ザット・ホワット・イズ・ノット』までバンドを率いて活動を続けたジョン・ライドンは、その後17年間の休止期間に入っていましたが、2009年にPiLは復活、ワールドワイドなライブ活動を展開した。グループ結成以来20年を経た現在、この新作によってより新しく、オリジナリティーに磨きのかかったPiLの新たな幕が開こうとしています。


以下は収録曲の音源

「Lollipop Opera」


「One Drop」




●『This Is PiL』

1. This Is PiL
2. One Drop
3. Deeper Water
4. Terra-Gate
5. Human
6. I Must Be Dreaming
7. It Said That
8. The Room That I Am In
9. Lollipop Opera
10. Fool
11. Reggie Song
12. Out Of The Woods