Beckが2012年にリリースした楽譜作品『Song Reader』をBeck本人ほか20組のアーティストが演奏した音楽アルバム『Beck Song Reader』。CD版の日本盤が9月17日に発売されることに。海外盤およびiTunes版は本日7月29日発売です
Beck本人は1曲のみで、他にジャック・ホワイト、ノラ・ジョーンズ、ウィルコのジェフ・トゥイーディ親子によるトゥイーディ、パルプのジャーヴィス・コッカー、スパークス、ジャック・ブラック、Fun.らが参加しています。プロデュースはBeck自身と、「グランド・ブダペスト・ホテル」「スクール・オブ・ロック」「ダージリン急行」などの映画音楽で知られる音楽家のランドール・ポスター。
●『Song Reader』
01. Moses Sumney – Title of this Song
02. Fun – Please Leave A Light On When You Go
03. Tweedy – The Wolf is on the Hill
04. Norah Jones – Just Noise
05. Lord Huron – Last Night You Were A Dream
06. Bob Forrest – Saint Dude
07. Jack White – I’m Down
08. Beck – Heaven’s Ladder
09. Juanes – Don’t Act Like Your Heart Isn’t Hard
10. Laura Marling – Sorry
11. Jarvis Cocker – Eyes That Say “I Love You”
12. David Johansen – Rough On Rats
13. Jason Isbell – Now That Your Dollar Bills Have Sprouted Wings
14. The Last Polka – Marc Ribot
15. Eleanor Friedberger – Old Shanghai
16. Sparks – Why Did You Make Me Care?
17. Swamp Dogg – America, Here’s My Boy
18. Jack Black – We All Wear Cloaks
19. Loudon Wainwright III – Do We? We Do
20. Gabriel Kahane with Ymusic – Mutilation Rag
<参加アーティスト>
・モーゼス・サムニー:LA出身の新人シンガー・ソングライター。ギターからヒューマンビートまで一人でこなすパフォーマーとしても話題。
・FUN.:米ニュージャージー出身の3ピース・ロックバンド。11年発表の「伝説のヤングマン〜ウィー・アー・ヤング(feat. ジャネール・モネイ)」が全米チャート6週連続1位を獲得。第55回グラミー賞で主要4部門のうち最優秀楽曲賞と最優秀新人賞の2部門を受賞(主要4部門全てにノミネート)。
・トゥイーディー:米人気ロックバンド、ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーが彼の実子スペンサーと組んだユニット。
・ノラ・ジョーンズ:NY出身のシンガー。ジャズ、ソウル、カントリー、ポップスなど様々な音楽的要素で世界的な人気を誇る。02年発表のデビューアルバム『ComeAway With Me(邦題ノラ・ジョーンズ)』が第45回グラミー賞において主要4部門を含む8部門全てを受賞。
・ロード・ヒューロン:LA在住のシンガー・ソングライター、ベン・シュナイダーによるプロジェクト。
・ボブ・フォレスト:LA出身のシンガー。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョシュ・クリングホッファーも在籍したバンド、セロニアス・モンスターやバイスクル・シーフとしても活動していた。
・ジャック・ホワイト:ザ・ホワイト・ストライプスとしてデビューし解散後はソロとして活動する米ロック・シンガー。ソロ作品は2作品共に全米1位を獲得している。
・フアネス:メデジン(コロンビア)生まれのギタリスト・シンガーソングライター。02年の2作目『ウン・ディア・ノルマル〜君を想う愛おしい日』が5つのグラミー・ラテン賞を受賞。
・ローラ・マーリング:イギリスのシンガー・ソングライター。11年の英音楽賞ブ
リット・アワード「最優秀英国女性アーティスト」、NMEアワード「最優秀ソロ・
アーティスト」を受賞。
・ジャーヴィス・コッカー:英ロックバンド、パルプのフロントマン。90年代、ブリットポップの旗手として世界的に大ブレイクを果たした。
・デイヴィッド・ヨハンセン:ジョニー・サンダースと共に結成したNYパンク・バンド、ニューヨーク・ドールズのフロントマン。バンドは70年代初頭から活動を開始し、解散、再結成、メンバーチェンジを経て現在も精力的に活動を続けている。
・ジェイソン・イスベル:米シンガー・ソングライター。オルタナ・カントリーバンド、ドライヴ・バイ・トラッカーズの元メンバー。
・マーク・リーボウ:ニュージャージー州ニューアーク出身のシンガー・ソングラ
イター、ギタリスト。エルビス・コステロ、トム・ウェイツなど国内外様々なアー
ティストとのコラボを行っており、日本ではSIONの2作目『春夏秋冬』にもギタ
リストとして参加している。
・エレノア・フリードバーガー:ブルックリンを拠点に活動する人気兄妹ポップ・デュオ、ファイアリー・ファーナセスのシンガー。13年に<マージ・レコーズ>から発表したソロ2作目『パーソナル・レコード』が高い評価を得た。
・スパークス:LA出身のロンとラッセルのメイル兄弟で結成したロックバンド。60年代から活動を開始し、71年にトッド・ラングレンのプロデュースでアルバム・デビューを果たした。
・スワンプ・ドッグ:60年代から活躍する米バージニア出身のソウル・シンガーで偉大なる業績を残している、ジェリー・ウィリアムスJrとしても作品を発表している。
・ジャック・ブラック:米俳優にしてシンガーとしても活動。映画『スクール・オブ・ロック』、『ガリバー旅行記』、『カンフー・パンダ』では主演・声優を担当し世界的な興行成績を収めている。
・ラウドン・ウェインライトIII:米シンガー・ソングライター。ルーファス・ウェインライト、マーサ・ウェインライトの実父。
・ガブリエル・カヘイン&ワイミュージック:ガブリエル・カヘインはLA出身のシンガー・ソングライター/コンポーザー。ワイミュージックはストリングス弦楽三重奏、フルート、クラリネット、トランペットからなる6人組若手楽団。セイント・ヴィンセント、ダーティー・プロジェクターズ等とのコラボレーションも行っている