ドイツの電子音楽レーベルraster-notonを主宰する2人、
アルヴァ・ノト(Alva Noto)とByetoneによるユニット、
Diamond Version。デビュー・アルバム『CI』が日本でも発売に。国内盤は6月15日でボーナストラック2曲追加収録(英:6月2日、米:6月3日/リリース元はMute Records)
以下はプレスリリース
90年代後半よりポスト・テクノ〜音響シーンをリードするドイツの電子音楽レーベルRaster-Notonの主宰者であるAlva Notoことカールステン・ニコライとByetoneことオラフ・ベンダーが結成したユニット、Diamond Version。2012年〜2013年にかけてイギリスの老舗レーベルMUTEより5枚の12インチ(『EP1』〜『EP5』)をリリースし、バルセロナのソナー、日本のTaicoclub、EMAFなどのフェスティバルに出演するなど精力的な活動を行ってきたベテラン2人組の待望のデビューアルバムが遂に完成!
『CI』(Corporate Identityの略)と題された本アルバムは、ブランド・スローガンや派手な広告、そして狡猾なPRなどのマーケティング合戦の時代への反撃として制作されたという。(”Science For A Better Life”、”Raising The Bar”、”Connecting People”には実際にスローガンのようなトラックタイトルがつけられている。)
アルバムに先駆けてリリースされた5枚の12インチでは、クラフトワークやDAFを彷彿させる正統派ジャーマン・エレクトロニック・ミュージックの遺伝子をしっかりと受け継ぎつつも、この二人ならではの緻密でエクスペリメンタルな電子音響を融合させた、重厚でダンサブルなエレクトロニック・ミュージックを披露していたが、本アルバムでは複数のヴォーカリストをフィーチャーした歌ものトラックにも挑戦した。元祖スーパーモデル/ミュージシャン/詩人として知られる女性アーティスト、レスリー・ウィナー、イギリスの国民的デュオ、ペット・ショップ・ボーイズのニール・テナント、そして先日raster-notonより1stフル・アルバムをリリースした日本人女性クリエーターKyokaと、驚くほどユニークなヴォーカリストとのコラボレーションが実現。また、Diamond Versionの日本のライブで毎回コラボレーションを行っている蛍光灯をギターのように操る自作楽器オプトロン奏者、伊東篤宏をフィーチャーしたにトラックも初収録。その他新録曲やEPシリーズからのヴァージョンに加え、日本盤のみのボーナストラックとして坂本龍一が発起人の「脱原発」をテーマにした音楽イベント「NONUKES 2012」の為に制作された『SHIFT THE FUTURE』を特別収録。
以下は以前に公開された音源
「Were You There?」。
ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)のニール・テナントがフィーチャリング参加。
●『CI』
01. This Blank Action
02. Access To Excellence
03. Turn On Tomorrow
04. Feel The Freedom
05. Raising The Bar
06. Were You There
07. Operate At Your Optimum
08. Science For A Better Life
09. Connecting People
10. Make Believe
11. LIVE YOUNG (CI)(*Bonus Track)
12. SHIFT THE FUTURE (FOR >NO NUKES< FESTIVAL)(*Bonus Track)