ソニック・ユース(Sonic Youth)が音楽を担当した映画『消えたシモン・ヴェルネール』。日本でもDVD/Blu-rayリリースが決定。6月11日発売。劇中ではソニック・ユースによる書き下ろし楽曲群に加えて、彼らの代表曲の一つ「スキゾフレニア」が効果的に使用されています。書き下ろし曲の演奏にはジム・オルークも参加。
以下は日本版予告編映像
●『消えたシモン・ヴェルネール』
――不可解すぎる、消失の連鎖。
誰もが、すべてが、怪しい。
なにが本当で、なにが嘘なのか?
“フランスのガス・ヴァン・サント"こと驚異の新鋭ファブリス・ゴベール、野心に満ちた監督デビュー作。
挑戦的な、斬新かつ大胆な物語構造、圧倒的映像美による新感覚(オルターナティヴ)サスペンス。
音楽はソニック・ユース!!
◆2010年カンヌ映画祭「ある視点」部門で上映され、ガス・ヴァン・サント監督『エレファント』を彷彿とさせる、と評された作品。
◆人物それぞれの視点・視座と時間軸・時系列の違いを存分に活かし、斬新かつ大胆な物語構造を実現。
◆名優イポリット・ジラルドの娘、アナ・ジラルドが主演。
◆繊細な光と影が織りなす美しく精緻な映像は『ガーゴイル』、『侵入者』など一連のクレール・ドゥニ作品の撮影監督アニエス・ゴダール。見事な色彩設計にも注目。
◆音楽は、オルターナティヴ・ロックの巨星ソニック・ユースによる書き下ろし。盟友ジム・オルークも重要楽曲の演奏に参加。
◆また、書き下ろし楽曲群に加えて、ソニック・ユースの代表曲の一つ、『スキゾフレニア』が効果的に使用されている。
≪物語≫
舞台はパリ郊外。パーティーに集う若者たちが、森で死体を発見する。その2週間前、シモン・ヴェルネールという名の高校生が失踪していた。
教室からは血痕が発見され、警察による捜査が開始されるが、それから数日も経たないうちに同じクラスの女生徒レティシアが失踪。
シモンとレティシアの間には特別な関係はなく、心当たりを持つ者もいない。そしてその翌日、また別の生徒ジャン=バティストが消息を絶つ。
誰もが、すべてが、怪しい。なにが本当で、なにが嘘なのか。疑心暗鬼と猜疑心が、その小さな世界に渦巻いてゆく。
果たして、事件の真相は…?
≪スタッフ≫
監督・脚本・原案:ファブリス・ゴベール
製作:ザヴィエ・リゴ/マルク=アントワーヌ・ロベール
音楽:ソニック・ユース
撮影:アニエス・ゴダール
編集:ペギー・コレツキー/美術:フレデリック・ラビエール/視覚効果:ソフィー・デニズ
メイクアップ:カリン・メイヤー/キャスティング:エマニュエル・プレヴォー
≪キャスト≫
ジュール・ペリシエ/アナ・ジラルド/セルジュ・リアブキン/ヤン・タッサン/エステバン・カルヴァジャル=アレグリア/ローラン・カペリュート/バーナード・ニシル/オルガ・グランベール/チコ・メンデス
2010年/フランス/原題:Simon Werner A Disparu…(英題:Lights Out)
★映像特典:メイキング、インタヴュー、予告編 ※予定
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