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作詞家・阿久悠の苦悩と葛藤を描いたドキュメンタリー・ドラマがNHK BSプレミアムにて12/22放送

2013/12/18 13:11掲載
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プレミアムドラマ“歌謡曲の王様伝説 阿久悠を殺す”
プレミアムドラマ“歌謡曲の王様伝説 阿久悠を殺す”
作詞家・阿久悠を描いたドキュメンタリー・ドラマ『プレミアムドラマ“歌謡曲の王様伝説 阿久悠を殺す”』がNHK BSプレミアムにて12月22日(日)放送。知られざる人間・阿久悠の苦悩と葛藤を描くドキュメンタリー・ドラマ。

また前日の21日には阿久悠が遺した詩を辿るドキュメンタリー『敗れざる君たちへ 〜作家重松清 阿久悠“甲子園の詩”を辿る旅〜』も放送されます

●『プレミアムドラマ“歌謡曲の王様伝説 阿久悠を殺す”』
NHK BSプレミアム 12月22日(日)後10:00〜10:59

作詞家・阿久悠。生涯に書いた歌詞5000曲以上。シングル総売上枚数6821万枚。森昌子、石川さゆり、山本リンダ、そして沢田研二…数々のスターを生んだ“歌謡界の王様 ”。中でも、作詞家の枠を超えてプロデュースを手掛けたピンクレディーは一大ブームを巻き起こし、社会現象までになりました。しかし、ピンクレディーが人気絶頂の1979年、突然、作詞活動を休止。そして、小説「瀬戸内少年野球団」を発表。直木賞候補になったものの、あえなく落選してしまいます。作詞活動休止の本当の理由とは、果たして何だったのか? 直木賞発表の夜、場末の盛り場で迷子になった阿久悠の虚実を交えた物語―。
迷い込んだのは小さな古びたカラオケスナック。訳あり風なママとあくの強い常連客が、入れ替わり立ち替わり、阿久悠の唄を歌いはじめる。居心地の悪い阿久悠は、何度も帰ろうとするが、ついに本人とばれてしまい、ネチネチ絡む若者も現れ、カラオケスナックの夜は風雲急を告げていく…。知られざる人間・阿久悠の苦悩と葛藤を描くドキュメンタリー・ドラマ。

【脚本】一色伸幸
【ドラマ出演】吹越満、三浦貴大、ミムラ、橋本じゅん、左とん平 ほか
【ドキュメンタリー出演】未唯mie、増田惠子、岩崎宏美

http://www4.nhk.or.jp/P2960/



●『敗れざる君たちへ 〜作家重松清 阿久悠“甲子園の詩”を辿る旅〜』
NHK BSプレミアム 12月21日(土)後2:00〜2:59

作詞家の故・阿久悠さんには甲子園球児をテーマにした「甲子園の詩(うた)」という363編の詩群がある。“箕島vs星稜の1979年”から“早実vs駒大苫小牧の2006年”まで、球児たちに贈ったメッセージともいうべき作品だ。その眼差しは勝者となったヒーローだけでなく、多くは無名の敗者に優しく注がれている。生前、阿久さんは自分が描いた球児たちとの対談を夢見ていた。彼らはその後、どのような人生をたどったのか、そして彼らにとって甲子園という舞台は何だったのかを知りたがっていた…。
番組では、かつて“阿久悠とその時代”を描いた「星をつくった男」の作者・重松清さんが、阿久さんの遺志を継ぎ、「甲子園の詩」に描かれた球児たちのその後の人生を辿っていきます。甲子園という一瞬のまばゆい交差点をクロスしていった“敗れざる君たちへ”…阿久さんから重松さんへとバトンが渡ったある人生の記録を追います。(総合テレビ 8月8日に放送したものを59分に拡大・再構成)

【出演】重松清、松井秀喜
【朗読】玄田哲章、小山力也
【語り】上田早苗アナウンサー