ロジャー・トラウトマン率いるザップの『New Zapp IV U』がボーナス・トラック付エディションで再発

ロジャー・トラウトマン率いるザップ、4作目にあたる85年作品が6曲のボーナス・トラックを追加してリイシュー決定。既に3枚のアルバムでエレクトロ・ファンク界の頂点を極め、他の追随を許さぬ存在となっていたザップですが、このアルバムはタイトルが示す通りマイナー・チェンジを図った意欲作。より電子的な面を強調しつつもファンクという絶対的なキーワードを決して譲らなかった基本姿勢は多くの同業者、リスナーからも絶賛を受けており、プリンスもこの作品あたりからの影響が一番大きいのでは、と思わせてくれます。グループ史を通じても名曲に挙げられる「Computer Love」はその最たる例で、後にサンプリングされた例は数知れず。この曲の別ヴァージョンが3曲も追加されているのは、今回のリイシューの大きな目玉でしょう。P-FUNK風「Cas-Ta-Spellome」も最高です!リリースから30年近く経過した現在でこそ多くのリスナーに耳にしてもらいファンク・アルバムとして、素通りできない今回のリイシューです。
（メーカーインフォより）