NHK Eテレ『80年代の逆襲「宮沢章夫の戦後ニッポンカルチャー論」』が11月9日(土)深夜放送。
●NHK Eテレ『80年代の逆襲「宮沢章夫の戦後ニッポンカルチャー論」』
2013年11月10日(日) 午前0:00〜午前0:45(45分)
※11月9日(土)深夜
「80年代カルチャーが熱い!テクノポップからお笑いまで。この時、ニッポンの文化に革命が起きた?斬新なサブカルチャー論に風間俊介参戦!細野晴臣が語るYMOの秘密」
80年代カルチャーが盛況!? テクノポップ、お笑いブーム、ゲーム革命、おたくに「おいしい生活」。毎日どこかで、面白いことが起きていた気がする、あの時代。「バブル」ばかりに目を奪われ、ともすれば「スカだった」といわれることもある。しかし実はこの時、クールジャパン前夜のニッポン文化の革命があったのではないか? 気鋭の劇作家・宮沢章夫のサブカルチャー論。俳優・風間俊介参戦。細野晴臣の重大証言も。
[解説]
連続テレビ小説『あまちゃん』の時代設定でもあり、その人気のベースを支えていたのは、80年代カルチャーの魅力とパロディーでした。あの時代の何に人々は心惹かれるのか? それは単なるノスタルジーではなく、あの時代が持っていた不思議な魔力だったのではないか?ともすればバブル現象にばかり目を奪われ、“スカ(空白)だった”とも言われる80年代。あの当時のテクノポップ、お笑いブーム、ゲーム革命などは、実は今、世界の中で日本に注目が集まる数々のサブカルチャーたちが花開いた時代ではなかったのか?
番組では、劇作家・作家にして演出家の宮沢章夫さんが、さまざまな大学で人気のサブカルチャー講義を、テレビ的に再現。俳優の風間俊介さんをはじめ、20〜30代の聴講生たちに、自分たちが生まれた頃や生まれる前のカルチャーが、現代と思わぬ繋がりがあることを講義していきます。また、細野晴臣さんが、当時のYMOブームの心境を率直に語ると共に、ジャズミュージシャンにして文筆家の菊地成孔さんによる80年代と2010年代をつなぐ音楽論などもお送りします。どうぞお楽しみに!
【講師】宮沢章夫
【聴講生】風間俊介
【VTRゲスト】細野晴臣、菊地成孔 ほか
【語り】田中敦子