ロバート・ワイアット(Robert Wyatt)の初出音源も収めたデモ音源集『68』。全曲フル試聴可。発売は海外で10月7日、日本で10月23日。
本作には、1968年9月に行われた
ソフト・マシーン(Soft Machine)のアメリカ・ツアー後、米国に留まったワイアットがハリウッドとニューヨークでレコーディングしたデモ音源4曲を収録。
以下の2曲は既発済。説明はメーカーインフォより
「Slow Walkin' Talk」はジミ・ヘンドリックスがべースを演奏しているテイクとして有名で1992年にUNIVIBESよりリリースされたJIMI HENRIX『Calling Long Distance』にて初出、その後現在は廃盤になって入手困難なRough Tradeの編集盤『Flotsam Jetsam』(1994年)にて再収録されている。*1975年に発表されたロバート・ワイアットのソロ作『Ruth Is Stranger Than Richard』に収録されている"Soup Song"はこの曲を原曲として編曲されたもの。
「Moon In June」(demo)は2002年にCuneiformからリリースされたSOFT MACHINEの発掘音源集『Backwards』に収録されていた音源。
以下の2曲は今回が初公開音源。この2曲は音源自体が無くなっていたとされていたもの。説明はメーカーインフォより
「Chela」は今回情報としても初めて公開されたデモ音源で、曲としてはMATCHING MOLEのアルバムにて最終的に「Signed Curtain」として日の目を見る。
「Rivmic Melodies」は最終的に1969年に発表されたSOFT MACHINEのセカンド・アルバム『Volume Two』のSide 1まるまるを使った10のパートから成る組曲して発表された。
国内盤は日本語解説付き、インタビュー日本語訳有
●『68』
1. チェルシー Chela [Robert Wyatt/Kevin Ayers] 5:00
2. リヴミック・メロディーズ Rivmic Melodies [Robert Wyatt] 18:17
3. スロウ・ウォーキン・トーク Slow Walkin' Talk [Brian Hopper] 3:00
4. ムーン・イン・ジューン Moon In June [Robert Wyatt] 20:33