アース・ウインド＆ファイアーの新作『フォーエヴァー』、スペシャル・ディスクにジャイアンツ・阿部慎之助選手も参加

9月11日に発売されるアース・ウインド&ファイアー（以下EW&F）8年ぶりのニュー・アルバム『フォーエヴァー』（原題：Now, Then & Forever）の国内盤の収録内容が決定した。新作『フォーエヴァー』について、メイン・プロデューサーも務めたヴォーカルのフィリップ・ベイリーは「原点に戻った作品。ファンのみんなが求めているEW&Fらしい音に仕上がった」と語る。黄金期のメンバーだったラリー・ダン（key）が多くの曲に参加するなど、70年代のEW&Fが戻ってきたようなキャッチーで華やかなアルバムになっているのだ。爽やかなギターのカッティングとホーン・セクションから始まる先行シングルの「マイ・プロミス」は、「これぞアース！」とファンからの反応も上々。国内盤には2曲のボーナス・トラックも追加収録されることが決定した。

さらにデラックス・エディションには、EW&Fを愛する世界のミュージシャンやセレブが「自分のお気に入りのEW&Fの一曲」を選んだスペシャル・ディスクが付くことが発表されていたが、そこにモーリス・ホワイトやレニー・クラヴィッツ、デイヴィッド・フォスターなど世界を代表するミュージシャンたちと共に、プロ野球・読売ジャイアンツの阿部慎之助選手が選んだ「セプテンバー」が収録されることが決定した。愛する日本のファンの為に日本人にも選曲して欲しいというEW&F側のリクエストを受けたレコード会社の担当者が、阿部選手の話をしたところ、「日本のスーパースターに参加してもらえるなんて光栄だ」とEW&F側も快諾。今回、阿部選手がオススメする曲として「セプテンバー」が収録される運びとなった。

阿部選手はバッター・ボックスに立つ際のテーマ曲として長年EW&Fの「セプテンバー」を使用しており、ファンの間では替え歌ができるほど定着している。昨日、「阿部選手に参加のお礼を言いたい」という来日中のEW&Fからの申し出で、阿部選手との初対面が東京ドームで実現。阿部選手自らがグラウンドを案内し、EW&F側もアカペラで「セプテンバー」をお返しするなど大いに盛り上がった初対面になった。今回のスペシャル・ディスクの選曲に参加するにあたって、阿部選手は「2002年にバッター・ボックスに入る時に各選手が自分のテーマ曲を流すというシステムが始まりましたが、自分はその時からずっと「セプテンバー」一筋。自分も盛り上がるし、お客さんも盛り上がってくれて、すごくいいなと思っています」と語っている。なお、この初対面の様子は日本テレビ系「NEWS ZERO」で9月上旬に放送される予定。

スペシャル・ディスクには、先週末行われたSUMMER SONIC 2013にもEW&Fらと共に出演した日本を代表する人気DJ、DJ KOMORIによる「September (DJ KOMORI Remix)」と、新進気鋭のDJとして人気急上昇中のTJOによる「Let’s Groove (TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)」が収録されることもあわせて決定した。