アヴェンジド・セヴンフォールドは本日、彼らにとって通算6作目となるスタジオ・アルバム、『ヘイル・トゥ・ザ・キング(原題: HAIL TO THE KING)』をワーナーミュージック・ジャパン/Warner Bros. Recordsより2013年8月28日に発売する事を発表した(US発売は8月27日)。プロデューサーにマイク・エリゾンドを迎え制作されたこの最新作『ヘイル・トゥ・ザ・キング』は、2010年に発表した米Billboardアルバム・チャートで第1位を記録した前作『ナイトメア(原題: NIGHTMARE)』に続く、約3年振りの最新作となる。この最新作のUS発売日の前日となる8月26日には、LAにあるハリウッド・パラディアムにてフリー・ライヴを実施する。このスペシャル・ライヴは、バンドからファンへの感謝の気持ちを形にしたものであり、バンドと共に最新作の発表を祝うために企画されたもの。このフリー・ライヴへの入場に関する詳細は、近日中に発表される予定となっている。
前作となるアヴェンジド・セヴンフォールドの5枚目のアルバム『ナイトメア』は、米Billboardチャート第1位を記録し、「ナイトメア」「ソー・ファー・アウェイ」「ウェルカム・トゥ・ザ・ファミリー」といったNo. 1ヒット曲を生み出した作品。その中でも楽曲「ナイトメア」は2010年にロック・ラジオ・ステーションで最もOAされた楽曲(クラシック・ロックの楽曲を除く)という記録を持つ。The New York Times誌はアヴェンジド・セヴンフォールドを「避けては通れない存在」と評し、Guitar World誌は「アヴェンジド・セヴンフォールドは、現代アメリカのロックン・ロール・シーンにおいて誰もが認める帝王となった。エアロスミスやガンズ・アンド・ローゼズ、それにKISSといった存在にとって代わるバンドだ」と絶賛している。
2012年11月には、大人気ゲーム『Call of Duty Black Ops 2』にキャラクターとして登場、アーティストがゲーム・キャラクターとして登場するのは、彼らが初という記念すべき出来事となった。バンドはこのゲームのために書き下ろし楽曲「キャリー・オン」を提供し、実際にゲーム内でもその楽曲をパフォーマンスしている映像が収録されている。なお、この楽曲「キャリー・オン」は2013年1月、Billboardのモニター・チャートにて1位を記録している。
アヴェンジド・セヴンフォールドの世界規模でのブレイクは、2005年に発表しプラチナム・ディスクを獲得し、「バッド・カントリー」という彼らの人気を決定づけるヒット曲が収録されたアルバム『シティ・オブ・イーヴル(原題: City Of Evil)』のタイミングだった。その後バンドはすぐに「壮大なパフォーマンスを披露するライヴ・バンド」としての認知を受け、アリーナ級の会場をソールドアウトにするほどの人気を博していったのだ。2007年に発表したセルフ・タイトル・アルバム『アヴェンジド・セヴンフォールド(原題: Avenged Sevenfold)』は、Billboardチャート4位を記録(ロック・チャートでは堂々の1位)、「オールモスト・イージー」「アフターライフ」「スクリーム」といったヒット曲を生み出し、世界中で100万枚を超えるセールスを記録する。2008年には、その圧巻のライヴ・パフォーマンスを収録したライヴ作品『ライヴ・アンド・レア(原題: LBC & Diamonds In The Rough)』を発表、この作品もプラチナム・ディスクに輝いている。何年もの間、アヴェンジド・セヴンフォールドは、Facebook上での1400万人のファンに代表されるように、狂信的なファンベースを世界中に築き上げてきたバンドなのだ。