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ロバート・ワイアットやマッチング・モウルらの作品群が紙ジャケ/Blu-specCD2仕様で再発

2013/05/29 09:33掲載
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Matching Mole / Matching Mole
Matching Mole / Matching Mole
ソフト・マシーン(Soft Machine)関連紙ジャケ/Blu-specCD2コレクションとして、ロバート・ワイアット(Robert Wyatt)マッチング・モウル(Matching Mole)エルトン・ディーン(Elton Dean)ヒュー・ホッパー(Hugh Hopper)のアルバム計5タイトルが7月24日発売。

対象となるのは

マッチング・モウル/そっくりモグラ
マッチング・モウル/そっくりモグラ毛語録
ロバート・ワイアット/ジ・エンド・オブ・アン・イアー
エルトン・ディーン/エルトン・ディーン
ヒュー・ホッパー/1984

の5タイトル。いずれも2013年リマスタリング音源を採用。2,205円。完全生産限定盤
●マッチング・モウル/そっくりモグラ
SICP30321/完全生産限定盤/Blu-specCD2/紙ジャケット/ボーナストラック収録/2013年リマスタリング

1972年作品。ソフト・マシーンを脱退したロバート・ワイアットが、フィル・ミラー、デイヴ・シンクレア、ビル・マコーミックらと結成したバンドのデビュー・アルバム。ジャズ・ロックにウィットを散りばめた独特の音世界は唯一無二の存在として名盤の誉れ高い作品。名曲「オー・キャロライン」は本作に収録。ボーナス・トラックとして貴重なシングル・ヴァージョンやアルバム・セッション時のアウト・テイクを追加した拡張版として発売
 

●マッチング・モウル/そっくりモグラ毛語録
SICP30322/完全生産限定盤/Blu-specCD2/紙ジャケット/ボーナストラック収録/2013年リマスタリング

1972年作品。中華人民共和国が台湾開放を訴えた絵葉書をモチーフにしたジャケットも印象的な2作目。よりジャズ・ロック・テイストが強調された充実の内容。デイヴ・シンクレアに代わってデイヴ・マックレエがキーボードを務めている。キング・クリムゾンのロバート・フリップがプロデュースを手がけ、ゲストにブライアン・イーノが参加したことでも人気の高い作品。ボーナス・トラックとしてアルバム・セッション時のアウト・テイクを追加

 
●ロバート・ワイアット/ジ・エンド・オブ・アン・イアー
SICP30323/完全生産限定盤/Blu-specCD2/紙ジャケット/2013年リマスタリング

1970年作品。“カンタベリー・ミュージックの父”とも言うべきワイアットがソフト・マシーン在籍中に発表した記念すべきファースト・ソロ・アルバム。ジャズ・ロックにシフトしていったソフツへの反動からか、その原点に立ち返るかのような実験的ダダ・ポップを展開した作品。冒頭とラストを飾るギル・エヴァンスの「ラス・ヴェガス・タンゴ」も見事にワイアット流に仕上げ、ドラマーとしてはもちろん強烈なヴォーカリゼーションが魅力を放つ意欲作。


●エルトン・ディーン/エルトン・ディーン
SICP30324/完全生産限定盤/Blu-specCD2/紙ジャケット/2013年リマスタリング

1971年作品。ソフト・マシーン在籍時に発表された彼の唯一のソロ・アルバム。1971年5月、ロンドンのアドヴィジョン・スタジオにマイク・ラトリッジ、ロイ・バビントン、フィル・ハワードら旧知のメンバーを集めてスタジオ・ライヴの形でレコーディングされた作品。当時のソフツ作品と表裏一体を思わせるフリー・ジャズ・スタイルで、個々の技量が最大限に発揮された白熱のインター・プレイを聴かせるブリティシュ・ジャズ・ロックの名作。ボーナストラック収録予定。


●ヒュー・ホッパー/1984
SICP30325/完全生産限定盤/Blu-specCD2/紙ジャケット/2013年リマスタリング

1973年作品。ソフト・マシーン脱退直前に発表された彼の初のソロ・アルバム。同名のジョージ・オーウェルによるSF小説をモチーフに近未来の管理社会を音像化した作品。パイ・ヘイスティング、ジョン・マーシャル、ロル・コクスヒルといったゲストも迎えつつも、自身による多重録音からなる楽曲を核としたインダストリアルなサウンドは普遍的。アヴァンギャルドでありながら独自のサウンドスケープを表現したアルバムとして評価が高い代表作。ボーナストラック収録予定