シカゴ、72年日本公演ライヴ盤『Live In Japan』がデジタルリマスター＆紙ジャケで再発

シカゴ（Chicago）が1972年6月に大阪フェスティヴァル・ホールで行ったコンサートの模様を収めたライヴ・アルバム『Live In Japan』。当時日本でのみ販売された本作は、90年代に日本と米国で一度だけCD化されるも、間もなく廃盤に。そんな本作が日本独自企画として初デジタルリマスター＆初紙ジャケット仕様で再発。5月23日に発売されます。

CDもオリジナル・アナログ盤と同じく2枚組。今回のリイシューに際し、オリジナル・アナログ盤の忠実なる再現はもちろん、解説書には公演ポスター、チラシ、チケットなど、貴重なアイテムの写真も掲載。また解説は当時の製作スタッフからの聞き取り調査を経たうえでの、初めて明かされる話満載の読み応えのあるものになる予定。

71年リリースの初正規ライヴ盤『Chicago at Carnegie Hall』に比べ、より“ロックしている”シカゴを満喫できる本作。メンバーのウォルター・パラゼイダーは「僕は8トラックのテレコを2台シンクロさせて録音した『Live In Japan』の音のクオリティが大変気に入っている。ロックに向いていないカーネギー・ホールの音より数段いい」と述べています。

●『Live In Japan』

[CD1]
1. ダイアローグ(パート1&2)
2. ヴァレーズに捧げる歌
3. ロウダウン(日本語)
4. 俺達のアメリカ
5. サタデイ・イン・ザ・パーク~バレエ・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノン
6. ぼくらに微笑みを
7. 言いたいことが沢山
8. 不安の日々
9. ウェスト・ヴァージニアの幻想
10. ぼくらの世界をバラ色に
11. 今こそ自由を
12. 愛は限りなく
13. ビギニングス
14. ミシシッピー

[CD2]
1. リチャードと彼の友人達に捧げる歌
2. 一体現実を把握している者はいるだろうか?(フリー・フォーム・イントロ)
3. 同
4. クエスチョンズ67/68(日本語)
5. 長い夜
6. アイム・ア・マン
7. 自由になりたい