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音楽のルーツを探るBSフジのドキュメンタリー番組『旅する音楽』、第一回は3/30放送

2013/03/25 22:02掲載
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BSフジ『旅する音楽』
BSフジ『旅する音楽』
世界中の音楽が、どのように関係しながら各地で発展していったのか、人間の歴史と密接な関わりを持つ音楽の伝播をなぞっていく、BSフジの音楽ドキュメンタリー番組『旅する音楽』。2013年春から2014年春にわたって全3シリーズで放送する本作の第一回が3月30日(土)に放送。初回はオダギリジョーが日本に伝わった音楽の道のりを、インド、モンゴル、インドネシアと、仏教音楽と共にたどっていきます。

●BSフジ『旅する音楽』
2013年3月30日(土)19:00〜20:55

世界各地で生まれた音楽が相互に作用し、現在の音楽に至る道。音楽が辿った道を知ることは、わたしたち人類の歴史を知ることでもあった…。
2013年春から2014年春にわたり全3シリーズで放送する、壮大な音楽ドキュメンタリー!

 第一回は、旅人・オダギリジョーが、仏教と共に日本に伝わった音楽の道のりを、インド、モンゴル、インドネシアと、仏教音楽と共にたどっていく。
 仏教発祥の地・インドで、オダギリは、日本の音楽文化のルーツの1つ「声明」の原点であり、ヒンドゥー教の原点とも言われる「ヴェーダの儀式」を体感する。北はイスラム教文化、南はヒンドゥー教文化を反映している多様な音楽文化を持つインド。その中でも特に独特な音楽性を持つのが、楽器のシタール。その音色、倍音の響き魅せられ、オダギリはアジアに広がる「倍音文化圏」を探るべく、インドとは気温差60度近い極寒のモンゴルへと旅は続く。
 モンゴルでは、口腔を利用して倍音を響かせるホーミーや、日本の追分の元祖とも言われる歌唱法、オルティン・ドー、伝統楽器の口琴を体験。江戸時代に禁止令が出るほど日本でも大流行したこの口琴をキーワードに、続いては口琴のふるさとと言われる、インドネシアへ。
 銅鑼や鍵盤打楽器で合奏される伝統音楽のガムランに挑戦したオダギリは、その音色が沖縄の音楽に似通っていることに気づく。
 さまざまに形を変えていく音楽。しかし、どの地でも、それぞれの自然を敬い、祈り、他の文化の音楽を拒絶することなく見事に融合していた。そして、音楽は新たな旅にでる。
 次回は、北インドを発した人々がその後ヨーロッパ全土に広がり、ジプシー音楽やフラメンコ、チェルダーシュを生む道のりを辿る。

[出演]
旅人:オダギリジョー

[取材国]
インド
モンゴル
インドネシア

http://www.bsfuji.tv/top/pub/tabiongaku.html